偵察札幌vs鳥栖・G大阪と札幌戦展望
さあ後半戦が始まります。春先試合中止で過密日程だから、あっという間に半分終わった感じですね。後半開始も札幌戦からで、まずは偵察。
2020J1第12節、鳥栖0-2札幌。
コロナクラスター発生で延期になっていた鳥栖戦が水曜日に消化されました。鳥栖は過密日程を考慮して、これの前のウチとの試合から先発フィールドプレーヤーを全員入れ替え。その結果、最初の勢いはあったのですが、微妙なずれが生じてきて、札幌の方が優勢に。
その中で札幌に得点が生まれます。61分、札幌がロングボールを弾き返すと、そのセカンドボールをぽっかり空いたバイタルで駒井選手が拾います。そのまま思い切ったロングシュート、これが見事に決まって先制。さらには63分、その駒井選手がカウンターからシュートを放ちますが、これはバー直撃。
しかし、66分に追加点。カウンターが発動、ドウグラス・オリベイラ選手が運んでノールックのスルーパス、これを受けたアンデルソン・ロペス選手が飛び込んできたGKをかわすようにふわりと浮かせたシュートを送り込んで決めました。
札幌のこの時間帯の怒涛の攻撃はお見事。このまま逃げ切って勝利となりました。
第17節、札幌0-1G大阪。
双方にいい時間帯のある互角の展開からスタート。札幌の守備の方がだんだん機能していって、札幌優勢でチャンスも多いという状態になります。
しかしそれがそのまま結果に結びつかないのがサッカーです。78分、G大阪がカウンターから左へ展開、藤春選手がクロスを上げると渡邉選手がヘディング。これは札幌GK菅野さんがすばらしい反応でセーブしますが、こぼれをそのまま渡邉選手が詰めて押し込みました。
その直後の79分、札幌にビッグチャンス。ドウグラス・オリヴェイラ選手が胸トラップからのターンでうまくマークをはがしてカウンター発動、しかし折り返しはアンデルソン・ロペス選手に少し合わず。
札幌は最後、CBの進藤選手も上げてパワープレーに出ますが、及ばず。プレーの局面のほんの少しの差でG大阪の逃げ切りとなりました。
さて、これを踏まえて札幌戦の展開です。
守備では。
札幌は鈴木武蔵選手の海外移籍で戦力ダウンし、調子を崩したように見えますが、そこに駒井選手がフィットしてきているような気がします。もともとはアウトサイドが本職ですが、そのスピードを生かして裏へ飛び出し、思い切りのいいシュートもあります。要注意。
もう一人のシャドーのチャナティップ選手は相変わらずのキープ力。狭いスペースで受けても打開していきます。しっかり潰したい。
トップは一時期スピード系の中盤の選手を起用するゼロトップ体制でしたが、ここ2試合では大型のターゲットを置く傾向。実績十分のジェイ選手190cmに、アンデルソン・ロペス選手185cm、ドウグラス・オリヴェイラ選手189cmも大型だけれど足元しっかりしています。要警戒です。
攻撃では。
チャンスを決め切っていたらなあという試合が続いているので、まずそこがポイント。
攻撃サッカーを標榜する札幌はカウンターがはまりやすい相手で、開幕戦もその形で得点を積み重ねました。ということでその再現をオルンガさんにお願いします!
呉屋さんも抜け出し得意なタイプ。しっかり決めてください!
運動量があって、低い位置からでもゴール前に顔を出せる戸嶋君は、ゴールを決められるようになれば一段上のレベルに行けます。がんばって!
後半開幕も白星で!!
勝ちましょう!!
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