偵察大分vsM・札幌と大分戦展望
大忙し中の大忙しは今日でおしまい。ということで、ぜひともサッカーで癒されたい。まずは偵察。
2020J1第10節、大分1-0M。
試合開始から大分のプランがうまくはまった感じ。前線に入ってくるボールをきちっと潰して、自分たちは両サイドに大きく展開。マリノスの方がボールは持っているのですが、持たせているように見える状態です。
そして68分、DFラインからのロングボール一発、高澤選手が抜け出して切り返し。パスを流して、そこに田中選手が走り込んでシュートを決めます。これがこの試合唯一の得点で決勝点となりました。
大分はこの後しっかり集中して守り、逃げ切りに成功です。
第11節、札幌1-1大分。
3バック両サイドのCBもガンガンと上がって攻め込む札幌、守る大分という試合の入り。一見前節と同じですが、この試合は本当に攻め込まれてしまって、最後のところでがんばって身体を張り続けているという展開です。
その辛抱が実ったのが前半のアディショナルタイム。大分右CKから香川選手がボレーシュート、札幌GK菅野さんがこれをはじきますが、伊佐選手がダイレクトで押し込みました。
この後も札幌が攻め続ける展開が続き、でもそれでも大分が逃げ切れるのかと思われた89分、とうとう耐えきれず。札幌右サイドからルーカス・フェルナンデス選手がペナルティーエリアのアンデルソン・ロペス選手にパス、そのまま自分もペナルティーエリア内に入っていき、リターンをもらって切れ込んで、シュートを決めました。
試合終了直前の同点劇となり、大分は2戦連続の逃げ切りとはいきませんでした。
さてこれを踏まえて、大分戦の展望です。大分は戦術的にとてもしっかり練られたチーム。ここの対応がポイントだと思われます。その点で言うと、メンバーは違うでしょうけど、ルヴァン杯でこの間対戦したばかりというのは、雰囲気はつかめているということで大きい。
守備では。
疑似カウンターと呼ばれる大分の戦術。ルヴァン杯ではマンツーマン的につかみにいって対応したようなのですが、今回はどうか。
カウンターということでは、スピードのある選手が目立っています。シャドー、もしくは右アウトサイドの田中選手は、けっこう脅威。
偵察した2試合シャドーで出ていた高澤選手は、スピードだけでなくサイズもあるので要注意です。
攻撃では。
オルンガさんはこの試合で得点すると、元スペイン代表フリオ・サリナス選手がマリノスで作ったJ1連続試合得点記録に並びます! ド派手に出説作ろうぜ!
しかし、記録を狙うときの相手としては大分は難しい相手です。守備組織はしっかりしており、人数もかけてくるし、全員の守備意識も高い。マリノス、札幌と攻撃的なチームを相手にして完封、1失点というところを見ても明らか。
そこを攻略するキーマンとして注目は江坂さん。スペースないと思うけど、うまく受けて相手の組織を崩すプレーを出せるか。
同様の理由で、先発かどうかはわからないけれど、サヴィオさんにも注目です。高い技術の見せ所ですよ!
見たいんだよ、伝説!!
勝ちましょう!!
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