偵察鹿島vsG・FC東京と鹿島戦展望
月末に向け、大忙しラストスパート。ここで勝ってくれるとメンタル的にとてもありがたい。ぜひぜひ勝ってほしいのです。ということでまずは偵察。
2020J1第12節、鹿島1-1G大阪。
内田篤人選手の引退試合。
ですが先制したのはG大阪でした。6分、左サイドから倉田選手が宇佐美選手とのワンツーで抜け出して、マイナスグラウンダー。これを大外で小野瀬選手が丁寧なコントロールシュートで決めました。
そのすぐ後の15分。鹿島右SBの広瀬選手が腿裏を痛めて交代。ここで内田選手投入です。内田選手はこのあと、しっかりとさすがのプレーを見せていました。試合展開によっては出番が、と言われていて、顔見世ではなく戦力として最後の試合を飾れたのはよかったなあと思いました。
G大阪が先制しましたが、試合展開自体としては鹿島が押し込む展開が続きます。それが実ったのは最後の最後、アディショナルタイムの95分。左サイドからクロス、そこに鹿島CB犬飼選手がポジションを捨てて上がってきていて、ファーで競り勝ちヘディングシュートを決めました。
この後プレー再開直後に試合終了の笛で、ほぼラストプレーの同点弾。展開としては劇的ですが、ただ鹿島は終始いい狙いで攻めていたので、追いついたこと自体は順当と言える試合でした。
第26節、FC東京1-2鹿島。
ACLがあるので、先に消化するミッドウィークの試合。先制したのはホームFC東京、前半アディショナルタイム。右サイドに展開、右SB中村選手がインナーラップをかけてボールを受け、DFラインとGKの間にグラウンダー流し込み。これを鹿島CB関川選手が足を伸ばしてクリアしようとしたのですがオウンゴール。
しかし後半に入ったところで、あっという間に鹿島同点。48分、ファン・アラーノ選手がDFライン裏にふわりと浮かせたパス。これにエヴェラウド選手が抜け出してヘディング、GKが防いだこぼれを自分で詰めました。
さらに57分には逆転。右サイドからゴール正面に走り込んできたファン・アラーノ選手に、荒木選手がパス。ファーストタッチでそのまま前に出てシュートを決める、見事なゴール。
その後鹿島は選手交代でプレスの強度を保ちつつ、最後には3バックにする堅実さで、しっかり逃げ切り。
さてこれを踏まえて、鹿島戦の展望です。この偵察、対戦相手の直前2試合を見るようにしているのですが、その偵察試合の対戦相手としても見ている場合があって、数えてみたら鹿島は今季5試合目。シーズン最初の頃は今までのよさが消えていてボールを引き出す動きもなく、これは厳しいという状態でしたが、だんだん改善されてきていて、この2試合はとてもいい内容。順位は中ほどの10位ですが、「強い鹿島」として当たらないといけません。
守備では。
攻撃の仕上げ役でエヴェラウド選手が固定できたのが大きい。まず目を引くのがヘディングの強さ。身長こそ181cmとほどほどですが、滞空時間が長い。積極性も高く、ためらいなくシュートを打ってきます。要注意。
ファン・アラーノ選手もいい選手です。特に最近右サイドに配置転換されてから、持ち味生きている感じです。走り込めるし、どんどんミドルシュートを打つ積極性も。しっかり捕まえたい。
攻撃がよくなってきたなあと思ったのは、攻撃時の流動性が高まってきたから。足元で受けるだけでなく、引いたり流れたり裏へ出たりと、ボールを引き出しています。サイドチェンジも多い感じ。しっかりついていきたい。
攻撃では。
まず、連発が止まってしまったけれども、やっぱりオルンガさんです。ここからまた伝説を作る第一歩ですよ! ドカンと決めちゃって!
そして、オルンガさんの注目度がめっちゃ上がったので、それを利用して点を決めるパターンも欲しいところ。まず、前節先発したサヴィオさん。CBが引っ張られているところにズバッと切り込んでのシュートが見たいです!
そして、サイドMFの位置から中に走り込んでの得点を見せている仲間君。オルンガさんと絡んでの得点はすでに見せています。あのパターンをがっちり確立したいところ。がんばって!
休養十分なはずなので勝ちたい!!
がんばって!!
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