ウィズコロナ経済
日本のGDPが戦後最悪の落ち込みを見せている、というニュースがありました。
ちなみに、ニュースの見出しで眺めていると、「日本」「戦後最悪」ばかりなので、すごいまずい感じがしますが、これはコロナパンデミックのせいなので、当然世界中がまずい。その中で、日本はまだましな模様。
欧米諸国と比べると、年率換算はこんな感じです。日本-27.3%、アメリカ-32.9%、イギリス-59.8%、ドイツ-34.7%、フランス-44.8%、イタリア-41.0%。イギリス酷い。アメリカも経済優先をにじませてあれだけ死者を出しているのに、日本より悪いのか。ちなみに完全に経済優先の集団免疫獲得路線だったスウェーデンも-30.2%と、日本より悪い。
ちなみに年率換算は「この増減率が1年続くと」という数字なので、このまま今年の数字にはなりません。今後の流行状況次第、対策次第で変わってきます。
そんなとき、最近テレビを見ていて僕の思い違いを知って。免疫について専門家の人が語っている番組で。
僕は、インフルエンザが毎年流行するのは変異して型が変わっていくからだと思っていたのですが、実は一度獲得した免疫もなくなっているのだそうです。なのでワクチンの効果が切れてしまう。
そうすると、現在、このコロナウイルスに対するワクチン開発が進められていますが、その効果も長続きせず、何度も打ち続けなければいけない可能性があるということ。
なんとなく、ワクチンさえできれば感染を封じ込められて、以前の生活に戻れると思っていたのですが、特効薬もワクチンもない今ほどではないとしても、対策は続けないといけない?
例えば、今やばい業種としてよく取り上げられるのが、飲食店とか旅館ですけれど。がまんさえしていれば、いつか以前と同じに戻るというのは、違うのかもしれない。人混みの中に出かけようという人は減るかもしれない。
僕はさっぱり旅行に行かない人ですけれど、身近なところで人混みと言えば、コミティアは元に戻れるのかなとか、サッカーの観客動員は戻れるのかなとか。
さらに身近なところで、今の仕事で行われている感染対策がこのまま続くと、手間増えた状態が普通になってしまう。
ウィズコロナ経済が普通になる世界が来ると、なかなか大変そうだなあと思うのです。
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