偵察神戸vs仙台・鹿島と神戸戦展望
オルンガさんの周辺がますます騒がしくなっていて、びくびくしています。ネルシーニョ監督は否定していたけど、ほんとかな。行かないで―!
という気が気でない状況があるのですが、まずは偵察。
2020J1第9節、神戸1-2仙台。
先制は仙台で22分。仙台・西村選手が神戸のビルドアップを引っかけ、そこをSB蜂須賀選手がオーバーラップ。マイナスグラウンダーが神戸CBダンクレー選手に引っかかりますが、それが見事なループシュートになり、オウン・ゴールで仙台先制。
後半に入って72分、仙台追加点。球際の競り合い、ぎりぎりでボールを失わなかった蜂須賀選手、縦へするすると抜けてクロス。ぐるりとファーに回り込んだ赤崎選手が決めました。赤崎選手は交代で入ったとたんの1分後での大殊勲です。
終了間際の86分、神戸が1点返します。中央から持ち上がったダンクレー選手がライン裏へ落とすボール。小田選手が抜け出してこれを受けリターン、ゴール前で藤本選手が決めました。
しかし仙台が神戸の攻撃をこの1点でしのいで逃げ切りです。
第10節、鹿島2-2神戸。
先制したのは神戸19分。イニエスタ選手のDFライン裏へと落としたボールでCKゲット。そのCKを蹴るのもイニエスタ選手。このボールを鹿島エヴェラウド選手がクリアしきれずにすらした形になって、大外の大崎選手がヘッドでリターン、これをダンクレー選手が豪快なボーで決めました。
前半38分、鹿島追いつきます。右サイドからのクロスをファーでエヴェラウド選手が長滞空ヘディングシュート。最初の失点に関わった分を取り戻します。
61分、神戸再びリード。右SB酒井選手が中へドリブル、郷家選手へ縦パス。これをターンして、シュートを決めます。
残り10分ほどとなったところでリードした神戸は、イニエスタ、ドウグラスと攻撃の軸を下げ守備力を上げて逃げ切り体制に入りましたが、逃げ切れません。アディショナルタイムに入った94分。鹿島ファン・アラーノ選手が縦パス、ペナルティエリア内の染野選手に。落ち着いてパスをはたくと、走り込んできた荒木選手が決めました。
ちなみに試合の流れとは関係ないのですが、アディショナルタイムに入るところで、鹿島ザーゴ監督が指を4本立てて「よん?」と確認している声がマイクに入っていました。ザーゴ監督はアントニオという登録名でレイソルの選手でした。ウチにいた時に覚えたのかなあと、ちょっとほっこり。
ということを踏まえて神戸戦の展望です。神戸の選手は個の質が高いです。粒ぞろい。まず、そこにしっかり負けずに。
守備では。
まず当然イニエスタ選手を何とかしないといけません。ぶれない正確なプレーで、ライン裏とか狭いところとか、急所にどんどんパスを送り込んできます。しっかり捕まえて。
CFドウグラス選手も、実績十分で非常に怖い選手です。そこに右サイドの西選手から鋭いクロスが供給されていて、ここは寸断したいところ。
個の力はみんな高いのですが、その中で若手の小田選手が売り出し中。スピードがあり、さらに中に入ってテクニックも披露。要注意です。
攻撃では。
もうとにかくオルンガさんには伝説を残してほしいです! ドッカンとお願いします!
一つ狙い目なのかなと思うのが、イニエスタ選手の裏のスペース。基本3-4-3で守備時には5-4-1と5-2-3で使い分けている感じなのですが、イニエスタ選手が全力でプレスバックするシーンがほぼありません。守備をしないわけではないのですが、切り替えのタイミングでは明らかに空いています。ということで、そこをうまく江坂さんに使ってほしい!
さらに、右サイドのMFも中に絞ってそこを使えます。先発は瀬川君か神谷君か。もしくは仲間君がこちらに来るのか。とにかくこのポジションの人が活躍すればいいペースになれるはず!
連敗はしない!!
がんばれ!!
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