偵察浦和vs鹿島・FC東京と浦和戦展望
夏の恒例大忙し期間がやってきたのですが、今年はそこにコロナ禍の過密日程も重なり、サッカーを見るのも大変です。食事やら家事やらの時間も使って、まずは偵察。
2020J1第4節、浦和1-0鹿島。
まずこの試合で問題になったのが浦和サポーターの応援。飛沫感染すると言われているからのルールなのに、指笛吹いたり声をあげたり、禁止事項を守っていませんでした。浦和はHPで改めて順守を呼びかけ、守られない場合は退場、今後の無観客試合もあり得るとしています。そんな時にウチとの試合なわけですけれども、どうなるのか。
さて試合です。双方前から取りに行く狙いで厳しく寄せ、激しい肉弾戦が展開されました。
その中で唯一の得点は52分。山中君が左サイドのFKで、DFラインとGKの間に速いボールを送ります。これを大外で岩波選手が戻し、エベルトン選手がヒールで決めました。
その後、鹿島も交代選手を投入して攻める姿勢を強めましたが、浦和が逃げ切り。
第5節、FC東京2-0浦和。
こちらも双方厳しく守って縦に速い攻め。似たリズムで試合は展開します。
その中で点を決めたのはFC東京。前半終了間際の45分、森重選手の大きなサイドチェンジが右SB室屋選手に通ります。そこからのクロスがGK、DFを越え、ディエゴさんに当たって入りました。ちょっとラッキーなゴール。
60分の得点は、浦和ビルドアップ時、ダイレクトのパスを回そうとしてボールが浮いたミスを見逃さず奪ったアダイウトン選手。そのままドリブルで三人を引き連れて、シュートを決めました。
先生、追加点といい時間帯で得点を奪ったFC東京は、最後まで緩むことなく完封勝利。ディエゴさんがすごいプレスバックで守備でも大活躍していました。
これを踏まえて、浦和戦の展望です。
守備では。
今年の浦和は「ボールを奪って縦へ」の意識を強めている様子なので、まず、切り替えで負けないことが重要。
そして、縦の基点をしっかり潰すことが重要です。2トップは興梠選手を軸に、レオナルド選手、杉本選手と、しっかり収められるメンバーがそろっています。負けないで!
そして、攻撃の大きな武器となっているのが、左SBの山中君です。汰木選手や関根選手と左サイドでコンビを組み、オーバーラップだけでなくインナーラップ、さらにはボランチ並みに内に絞ってみたりと、幅広く動いて、高精度のクロスを供給しています。さらにはセットプレーのキッカーとしても、その左足は脅威。要警戒です。
攻撃では。
昨年はわりとAチームBチームの序列がはっきりしていて、以前ネルシーニョ監督が指揮していた時とはちょっと違っていたのですが、今年は過密日程で総力戦ということもあって、どんどん先発が変わります。そして前節は抜擢した人が活躍して勝利と、ネルシーニョ・マジックが帰ってきたなとウキウキしているのです。
しかし調子悪そうで外れるかもと思われたオルンガさんはスタメン続行で、そして結果を出しました。ちょっと重いかもと思っていた動きもかなり軽やかになって、この試合も期待が持てます。ドカンとぶちかまして!
さて、先発予想が難しくなると、ここに誰書けばいいのという問題も出てくるのですが、もう単純に期待を込めて仲間君です。続けて得点してほしいです!
右サイドの先発が誰になるのかも注目。向こうの武器にふたをして、さらにこちらから出ていって制圧できれば完璧!
連敗した分、連勝したい!!
勝ちましょう!!
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