レンタル組観戦記・福岡vs長崎・新潟vs金沢・山口vs愛媛
レンタル武者修行組の試合観戦をするこのコーナー。今節はちょいと失点に絡むシーンがありました。
まずはこちらから。2020J2第3節、福岡1-2長崎。
上島君が前節同様先発。しっかりレギュラー確保できています。前半は双方いい時間帯のあるシーソーゲーム。上島君も落ち着いた守備といい縦パスを見せていました。後半にはCKから惜しいヘディングシュートも。
ただ、いいプレーがたくさんあっても、一つ迷ったプレーがあると即失点なのがDBのつらいところ。勝負の綾は後半投入された長崎・イバルボ選手。188cmの大型FWの圧力に、上島君もかなりてこずっていました。
そして80分。ロングボールをイバルボ選手が胸トラップで収め、半身に。この時、上島君はもう一人のFW富樫選手のマークについていたのですが、多分そこまでてこずっていた印象が影響したのでしょう、一瞬相方が抜かれるのを警戒したのか一、二歩寄ります。そこでイバルボ選手は意表を突いたヒールパス、これが離してしまった富樫選手に渡って失点。さらにイバルボ→富樫がもう一度あって長崎の逆転勝利となりました。あのポジション取りは難しい。
ちなみにイバルボ選手へのロングパスを通したのは秋野君です。レンタル武者修行組ではありませんが、縦パスの意識や裏へ飛び出す運動量など、湘南を経て大きく成長しているので、いつか帰ってきてほしいなあと思っているのです。
お次は新潟3-5金沢。
こちらは前半ですでに2-4というど突き合い。そこに後半、交代で杉井君が導入されます。
そしてやはり、ポジション取りって難しいなあというシーンに直面。72分、新潟・高木選手がドリブルでペナルティエリアに侵入、PK獲得という場面。直接マークについていて振り切られたのは別の人なのですが、杉井君は左に人が集まってきた時に、一瞬、誰見てんのかな? という浮いたポジションになっていました。直接のマークはいないけど、思い切り前に行って釣り出されるのも、というような感じ。そこで高木選手のドリブル突破を素通ししてしまった。挟めるようなポジション取れてたらよかったんですが、でも、あれも難しいポジション取り。
こういう、直接絡んではいないけれど、もっとうまい位置があったかも、というような経験は、実戦に出られているからこそだと思うので、二人ともそれを生かして成長してほしいです。がんばって!
そしておまけに山口0-3愛媛。
田中君はメンバーは入れていないのですが、また浮田君が交代出場。入りっぱなにシュートシーンがありました。惜しい! 前節ベンチから声が飛んでいたポジション取りは改善され、中にも顔を出していました。一対一で抜き切れなかったので、もっと自分の間合いに持ち込みたいところ。そして早く初ゴール見たいですね。
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