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2020/06/19

今週の漫画感想 運命の向こう岸

カラッと晴れた月曜日。現在外気温32℃。幸い本日は外出仕事はないので、冷房効かせた部屋で漫画読む。ジャンプ28号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。センターカラー『約束のネバーランド』。最終回。レイが呼び止められるところ、泣ける。いい終わり方でよかった。

『森林王者モリキング』。どーんと分かりやすいシルエットがいい感じw 「必要のない命など、このこの地球には存在しない」と言うけれど。

『ミタマセキュ霊ティ』。最後の見開きでのダメ押し感が素敵w

『アクタージュ act-age』。出てきたところでそうだろうとは思ったけれど、なかなかいい因縁。いろいろ伏線になってそうで、わくわく。

『ぼくたちは勉強ができない』。理珠編は大学入ってからの話だったので、それまでのシーンと被っていなかった。なので、きれいに終わった前のシナリオの上書きを最小限で済ませることができたんだけど、今回はめっちゃ重要なエピソードと被ってる。どう処理するのかな。

お次はジャンプ+。『姫様"拷問"の時間です』第55話。牛串おいしそうなのに、出番がなかったw

『SPY×FAMIRY』第28話。本人が全く理解していないまま、周りがキュンキュンしているw

というジャンプ28号とジャンプ+の感想でしたー。さて、本日は絵関連作業。20/6/15

火、水と睡眠不足気味になりやすく、最近いつも疲れている木曜日。今日も眠いので漫画読む。マガジン・サンデー29号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ランウェイで笑って』。捨てられちゃってる!?

『それでも歩は寄せてくる』。策を練りすぎて外れかと思った後からの展開うまい。

『男子高校生を養いたいお姉さんの話』。第205話のあおり「実に人生を狂わされる女。」と第206話最初のモノローグ「この漫画はどこに向かっているのか(宇宙)」、いい味わいw

お次はサンデー。『古見さんは、コミュ症です。』。何かすごくいい感じでまとまりそうだったのを、全部ぶち壊すラストページw うまい。

『あおざくら 防衛大学校物語』。この手の厳しさは一見前時代的で不条理に見えるけれど、ただ、自衛隊が一番働かなければいけないのは普段の生活から見たら本当に不条理な瞬間だから、これに耐えられる人じゃないとだめかもしれないとも思う。

『天野めぐみはスキだらけ』。これはもう新婚さんなのではないか。

というマガジン・サンデー29号感想でしたー。さて眠いけれども、やらなきゃいけないことがある。20/6/18

『約束のネバーランド』が最終回。

何度か書いてますけど、漫画の売り方って、ほんとに変わったんじゃないかなと思います。従来はアンケートが重視され、今、この時の瞬間風速を求められていた。だから人気のあるうちは引っ張って、グダグダになって使い物にならなくなってから、捨てられるように終わっている人気作もあった。それがここ最近、ちゃんとお話としてきれいに終わっているものが目立ちます。

一つ考えられるのは、webでキャンペーンを打つようになって、まとめ買い需要を掘り起こしたからではないか。例えば上記の感想のように、僕はジャンプ+を見ていますけど、過去作連載していたりするんですよね。

紙本しかなかった頃は、連載が終わると次の作品に書店の棚から押し出されてしまうため、今、この瞬間で売るしかなかった。最終巻は売り切るために発行部数を絞るとさえ言われていました。でも終わった後も売り続けられるなら、無理に引っ張らなくてもいいし、むしろ物語の完成度を高めた方が、いい口コミが生まれる可能性が高まる。

その結果ジャンプの人気作が立て続けに終わっていますけど、やっぱり長く読んできてよかったという満足感があった方がうれしいので、僕的には歓迎な傾向なのです。

そして、こちらの作品の内容に関して。

『鬼滅の刃』もそうだったのですが、けっこう珍しい、稀有な作品だったのではないでしょうか。人の死に関連する作品の場合、わりとキャラクターとの心情的距離が離れている場合が多い。ショッキングだけれど、あっさりと死ぬという印象。描く立場としても、その方が描きやすいと思われます。

最近ではバトル物の他に、不条理系サスペンスが多く見られます。殺人犯とか謎の存在によって、死と隣り合わせの状態になるもの。テンション的には高い場合もあるので、「あっさり」と言うと誤解があるかもしれませんが、なんていうんでしょう、無常な感じで死ぬ。この作品もジャンル的にはそちらよりなのですが。

子供を主人公に据えたというのもあり、心情的な距離がすごく近かった。描き方としても情感たっぷり。ドライじゃなくて、めっちゃウェット。

24号でママが死ぬところなんか、ほんとにすごいです。「ママ」という子供に愛情を注ぐ代表みたいな存在が、子供を食肉として管理する立場というギャップで物語を立ち上げておいて、実は描かれていなかった葛藤があり、そして最後、やっぱり「ママ」として亡くなる。「お母さん」と呼び変えるところは、何回読んでも涙出てくる。

死んで驚かすだけだと、読み返した時には衝撃度合いがなくなっているのですが、情感たっぷり込められてると、ほんとにもう。

そして最後もう一波乱あったけれど、でもやっぱりみんな一緒で終わる。本当に素晴らしい物語だったと思います。

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