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2020/05/24

今週の漫画感想 幾星霜を煌めく命

コミティア明けて月曜日。今日はバリバリ原稿の予定だけれど、まずその前に漫画読む。ジャンプ24号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『約束のネバーランド』。ママをお母さんと呼び直すの卑怯。そしてラストの一枚、もっとずるい。泣いた。

センターカラー『鬼滅の刃』。前回現代の背景が出てきてびっくりしたけど最終回。亡くなった人たちがたくさんいて、みんな幸せな大ハッピーエンドで終わるのは難しいところで、そこへ持ち込むいい演出。すごくよかった。

『ぼくたちは勉強ができない』。「あんな事故そうそう起こるわけない」から事故じゃない。いい演出。

『アクタージュ act-age』。「戻れる場所」はちゃんと守られた。いい話。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』。想いの強さと覚悟が刺さる。

お次はジャンプ+。『SPY×FAMIRY』第27話。全部合わせたら100点超え。世のははがみんなこんなならいいのに。そしてテスト間違いの復習は大事。

『姫様"拷問"の時間です』第51話。いつものパターンを逆手に取る回。さりげない「いつも家では一人だったから知らない…」が添える悲哀のエッセンス。

というジャンプ24号とジャンプ+の感想でしたー。さて、ごはんも食べたし、原稿。20/5/18

すっかり寒い木曜日。遅い昼ご飯食べながら漫画読む。マガジン・サンデー25号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。止められたかー!(視点逆)

『ランウェイで笑って』。お互いが相手のすごさを想う展開、燃える。

『男子高校生を養いたいお姉さんの話』。楽々返済システムいいなー。

お次はサンデー。『天野めぐみはスキだらけ!』。パンツが見えてる構図までもがヤンデレ感を後押し。これはやばい。

『葬送のフリーレン』。淡々としながら、どんどん時間が進んでいる描写。それも含めてテーマに沿っているのかと思うと、この先に切ないシーンがあるんだろうなという期待感。

『ノケモノたちの夜』。パン食べてるところが、なんかかわいい。

という、マガジン・サンデー25号感想でしたー。塩じゃけの塩が効きすぎていて、ごはんが進むなんてもんじゃない。20/5/21

今週は何と言っても『鬼滅の刃』最終回でありましょう。

全開の最後でいきなり現代の風景が描かれていてびっくりしたのですが、みんな生まれ変わって幸せになったよ、という終わり方。

この作品の強みは、常人にはない思い切りの良さと振れ幅だなあと思って、ずっと読んできました。漫画は無理を力ずくで押し通す能力が高いと常々感じているのですが、それを存分に発揮している。

そして、振れ幅です。柱の皆さんがばんばか死ぬ展開。こういう死と隣り合わせのお話は他にもあるのですが、そういう作品はどこかドライな感触があります。ある種の割り切りというかキャラクターに対する作者の距離感が、そういう手厳しい展開を描きやすくするからだろうと思うのです。そうすると死に様も、わりとあっさりと、どちらかというと無常観を見せるものになることが多い。

それに対してこの作品は、敵味方合わせてどんどん死んでいくキャラに、ものすごく近い視点で描かれていた。これだけ殺す残忍性がありながら寄り添う優しさが同居していた。なんか敵キャラまで死んだらかわいそうだと思えてしまった。これを描くのはなかなかできない、特別な才能だなあと感じます。

最終回も、最後の戦いで大勢の犠牲が出て、生き残った人も傷を負う手厳しい展開の後で、純度100%のハッピーエンドはふつう作りづらいところ、この二つの才能が大活躍。どう見ても善逸という子孫の口から「輪廻転生がある」と言わせてすべてを成立させ、みんな幸せになったという印象で終わりました。あと、そうするとあの子とあの子が、という後日談を感じさせるのもすばらしい。

漫画の長期連載は、まず長期になれるほどうまく離陸するのが難しいのですが、さらにそれを最後の一手できれいにまとめて着陸するのは、また別物の難しさがあって、なかなかお目にかかれません。

長く漫画を読んできましたが、こちらの最終回はその中でも、最高級です。本当によかった。

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