シャープマスクと創意工夫
異業種参入でシャープがマスク製造というのは、だいぶ前から話題になっていまして、そして21日一般発売開始。
販売サイトが速攻ダウン。
まあ、なりそうだと思ってた(^^;;)
マスクの有効性については当初懐疑的な見方があったのですが、これだけ不安が広がるともうそんな話はどこへやら。マスクするアジア系の人間を馬鹿にしていた欧米でも、なくなってパニックという状態になっています。
ウイルスの大きさがマスクの繊維の目よりも小さいというのが効果に疑問を呈されていた理由なのですが、ただ、飛沫感染、唾液の細かいしぶきに混じって広がっていくことを考えると、少なくとも人に移さない効果はありそう。目の大きさの話も飛沫だったらどうなのかな。
マスク不足は、需要が爆増したので当然の事態です。特に使い捨てマスクを本当に使い捨てていたら、日本で週に8億枚以上必要で、多少増産したぐらいではどうにもならない。そこに中国にあった日本の工場からの出荷が接収されてストップしたのも痛手です。
中国は当初マスク内乱みたいな状態になってて、海外から陸路輸入したら途中の省で奪われるという山賊行為が起きていたほど。国内の感染拡大がおさまった現在、今度はマスク外交を展開。ただし、フランスにマスクが欲しければ5Gにファーウェイを入れろとか、手抜き製造したのか送った先で規格満たしてないから感染防げないと発覚したりとか、ばんばん評判を下げています。危機になって余裕がなくなると各国の地が見えるなあとニュースを追っていて感じるのですが、中国人の極度に実利を追う思考パターンって、こういう時に他国では人間の屑と評されるようなものなので、けっこうこの後の世界情勢に影響しそうだなと思います。
さてマスク不足の日本ですが。
不足は問題なんだけど、そういう中でみんないろいろ工夫して乗り越えようとしている様子は、見てて心強い、いいニュースです。
シャープだけでなく、パナソニックもマスク生産というニュースを見ました。クリーンルームを持っているのが参入ポイントな模様。マスクメーカーも増産しているので、何とか国産で安定供給できるようになってほしいです。
飛沫を防げばいいのなら、布マスクでも行けるのでは、ということでそちらを使う人も。アベノマスクと言われる政府が配るやつもそうですね。
布マスクなら手作りできるという流れも生まれました。型紙を配布しているサイトもあります。手作りマスクは柄付きの布が使えるのがポイント。子供がしてたりするとかわいい。
医療用の方は濃厚接触必須で代用というわけにはいかず、物資不足が懸念されているのですが。飛沫を防ぐためのフェイスシールドを自作というニュースはぽつぽつありました。先日、A4クリアファイルからめっちゃ簡単に作る動画を見かけ、感心していたところ。
同じくA4クリアファイルから、マスクを作れるという記事も見かけました。フィルターにガーゼなどを使い外側のケースにするという方式。何なの、クリアファイル最強なの?
必要は発明の母と言いますが、人の創意工夫は無限なんだなあと、ほんとに感心するのです。
ちなみに、効果のほどに疑問が呈されていたマスクと違い、絶対に効くとされていたのがうがい手洗い。コロナ感染流行の陰で、今年のインフル流行がひっそり終わっている模様。みんながウイルス対策を徹底するようになった時期に、ガクッと感染数が減っていました。
ちゃんと対策が効いている証拠です。がんばりましょう。
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