漫画急成長中とあの3月と学校休校
2019年コミック市場は紙+電子で4980億円、前年比12.8%増と急成長 ~ 出版科学研究所調べ HON.jp News Blog 20/2/26
出版月報で毎年発表されている推定データ。漫画は紙+電子で三年連続増。特に『鬼滅の刃』のヒットもあったので、大幅増となっています。
そしてこの記事で何が素晴らしいかと言えば、統計上、雑誌、書籍に混じってしまっている漫画を分離して、作り直したグラフを載せていることです。鷹野さん、お疲れ様です<(_ _)> 電子電子分も加えているので、読者のイメージ通りの雑誌、漫画、書籍のデータ。それを見ると雑誌はもうずっと低下傾向で壊滅的、書籍もじりじり下げ止まらず、漫画だけが上向き。しかも漫画は電子の売り上げが紙を上回ったそうです。
来年はもしかしたら『鬼滅の刃』ヒットの反動が出るかもしれませんが、漫画は完全に新時代に向けた軌道に乗ったと見ていいんじゃないかな。
さて現在、世間は武漢肺炎で大騒ぎです。イベント自粛とか、学校休校とか、社会の混乱の様子を眺めていると、東日本大震災の時を思い出します。時期も三月ですしねえ。サッカーも延期になりましたし。そんなこと考えながら、このブログの2011年3月分を見てたら、思ってた以上に類似点がたくさんあってびっくり。そうそう、トイレットペーパーもなくなってるw 若干笑い事ではないのが、ウチにあと1ロールしかないこと。早く入荷してほしい。身近な友人向けに原発事故で核分裂の仕組み解説してるけど、ウイルス解説もいるだろうか。
そして逆に大きく変わっているのが、電子書籍の普及度ですよということで、本日の話題に絡みます。あの時、ナベ先生と、漫画どうなっちゃうんだろうねという話をしていたのです。工場被災して紙がなくなるとか、インクは大丈夫なのかとかありましたからね。そこから9年。漫画では電子が紙を超えています。
特に学校休校で、しかも人の集まるところにはいかないようにと外出も制限されている状態で、じゃあ何しようかとなった時。電子書籍は超便利です。本屋に行かなくても、どんどん買えます。特に小学生。どんどん本読め。国語力だけではなくて、算数の成績も読書量が大きく影響するというデータがあるのだぞ。ごろごろするなら、本を読め。
ということで、漫画は軌道に乗ったけど、小説もここを機会に軌道に乗ったりしないかなあと思っているのです。
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