感染拡大とアメリカの書店
アメリカは当初、素早く中国との導線を遮断したこともあって、武漢肺炎の流行とはあまり関係ない雰囲気だったのですが。
ここへ来てあっという間に感染拡大。各種イベント中止だけではとどまらず、カルフォルニアなど外出禁止令が出たところもあります。国民皆保険になっていないので、医療体制が思ったより脆弱な印象。病床数も少ないので、拡大を食い止めないとまずい。
そんな余波が書店にも及んでいるという記事がこちら。
新型コロナウィルス対策で厳しい選択を迫られるアメリカの書店 大原ケイ HON.jp News Blog 20/3/18
大原さんがこの間、アメリカの出版界についてのシリーズ記事を書いていて、その中でインディペンデント書店の奮闘に触れていました。僕は、いろいろな工夫を凝らして時代の変化に対応している姿勢に大いに共感していたのです。(20/1/28生き延びる文化拠点)
けれどこの状況では、サイン会等のイベントも開けないし、大ピンチという話。
まずは感染のスピードを落として、医療崩壊を食い止めないといけないのですが、その次のフェーズとしては、経済崩壊を食い止めないといけない。人は霞を食べて生きてはいけない。生きていくには仕事が必要で、そのためには経済が回っていないといけない。
地域に密着したインディペンデント書店は、そういう戦いの最前線でもあるわけで、二重に気になるところです。
何とかこらえて生き延びてほしいです。
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