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2020/03/09

今週の漫画感想 泡沫の人魚姫は約束の[x]に濡つ⑧

学校がお休みになった月曜日。僕も休みなので漫画読む。ジャンプ14号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『鬼滅の刃』。禰豆子がピンチに颯爽と駆けつけて活躍する展開なのかと思っていたら、戻っちゃった? うわー、どうなるんだろう。

センターカラー『約束のネバーランド』。カラー表紙見て、ほんわかした過去と今を対比する切ない構図なんだと思っていたら、違った!?

『アクタージュ act-age』。胎の中の悪魔、やばい。

『ぼくたちは勉強ができない』。よかった!!!! よかったよおおおおおおお!!!!

『AGRAVITY BOYS』。来週温泉回はもう展開読めるわけですが、リーダーのリアクションがこちらの想像を振り切っているので、どれだけすごいことになるんだろうと、楽しみ。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』。何が起きているのかは分かったけれど、ますます混沌としてきた。どうなるんだろう。

お次はジャンプ+。『姫様"拷問"の時間です』第41話。ほんわかしすぎて、もう拷問さえないw

というジャンプ14号とジャンプ+の感想でしたー。今、外をランドセル背負った子が歩いてったけど、学童は開いてるのか。20/3/2

何度も書いてますけど、僕は基本的に、少年漫画のラブコメはちょっと引いて見ているのです。だいたい、主人公がモテモテのハーレム系になることが多いわけですが、僕は漫画を感情移入して読むタイプなので、失恋者多数なのが確定しているのがつらいからです。さらに言えば、けなげっ子にも弱いのですが、男性向け漫画のヒロインにはそういうタイプが多いので、そういう子が失恋するのがこれまたつらい。

『ぼくたちは勉強ができない』は、まさにそういうかわいい女の子に囲まれて主人公がモテモテになる作品です。そんなつらくて苦手なはずのジャンルの作品に、これだけずっとコメントをつけているのは、ひとえにこの作品がそこを乗り越えるほど完成度が高かったから。特にネームのうまさはすばらしい。ちらっと見たら最後、そのまま引っ張り込んで読ませてしまう。

この回もですね、前回登場で引いての今回、すうっと息を吸うから言うのか、とうとう言うのかと身構えれば、「ゲホゲホ」と肩透かし。「お前の夢の邪魔に」なんて言うからまさかと思えば、そこから告白。ほんとに最初のころの伏線を思い出させてのうるかの泣き顔。そして「いじわる」からページ開いたらあの展開と、読者をてのひらの上で、コロコロ、コロコロ転がす技の数々。コロコロ、コロコロと転がされたわけですよ!

そして、こういう複数ヒロインのラブコメだと、一番最初に登場したヒロインが強いのが普通です。あとから出てくる子は彩りを添える役割。そう考えれば、漫画の常識的には、一話から出ていた文乃or理珠の展開になり、四話目でようやく出てきた三番手のうるかは、不利だったわけですけれども。

しかし、そうして四話目にようやく出てきたうるかちゃんは、ものすごいけなげさを発揮して、あっという間に先行走者をぶち抜きました。僕がこの漫画について最初にコメントしたのは、調べてみたところ2017年16号の第6話。停電が起きて、暗がりを怖がるふりして抱き着けば! と閃くけれども、「無理無理無理でした!! そんな度胸あったらとっくに中学時代告ってました!!」ですね。その次が19号第9話の「うるかちゃんが料理ヘタキャラと思ってたなら残念でしたー♪」。ツイッターではつぶやいていませんでしたが、第10話の「このままくっついてはなれなくなっちゃったらいいのに」もありまして、23号第13話球技大会では、とうとううるか一択だと書いています。

この子じゃなかったらかわいそう。どうなっちゃうんだろうと、ずっとやきもきしてたわけですよ。大失恋にならずに成就して、ほんとよかったー。

いつもなら最新刊のリンクを貼るのですが、第1巻。第4話初登場から、上記の第6話、さらに第7話の「覚えててくれたんだ…嬉しい…」という圧倒的なスタートダッシュが堪能できます。

非常事態のはずなんだけど、お休みになるとのんびりしてしまう水曜日。マガジン・サンデー14号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはサンデー。『古見さんは、コミュ症です。』。答え載ってた。わからなかったー。

『舞妓さんちのまかないさん』。いつもの日常の中で、ぽつんぽつんと健太のことを思う構成、うまい。

『よふかしのうた』。また予想外の展開へ。ほんと先が読めない。面白い。

お次はマガジン。『ランウェイで笑って』。千雪の格が上がっているのを描いた後で、さらに他の人も負けないということを描く。盛り上がる。

『男子高校生を養いたいお姉さんの話』。お姉さんの独り言、気になるw

『川柳少女』。五町ちゃんが立ち直るだけではなく、こんなに立派になってしみじみ。

というマガジン・サンデー14号感想でしたー。さて、のんびりしている場合ではない。20/3/4

けなげっ子という点では、『川柳少女』の五町ちゃんも、相当けなげだったわけですけれども、こちらはあえなく撃沈。

しかし、そのあとしっかり立ち直ったようでよかった。

しかも、「その編集、くそなんじゃ?」という担当がついているけれど、振り回されている部長さんに対して、二作目であれとは、なんかたくましく生きていけそうで、さらによかったw

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コメント

かわせ先生がそんなに面白いと思うなら読んでみたいと思います…!

投稿: 黒猫 | 2020/03/11 16:21

昨日寝る前何気に手に取って読み返し始めて、止まらなくなっていました。お薦めです(^^)/

投稿: かわせ | 2020/03/25 13:06

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