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2020/03/23

世界もトイレットペーパーが

政府から出ていた一斉休校の要請が、延長されない方針とのこと。

イベント自粛も少しずつ戻していくみたいですね。

ちょこちょこここで書いていますが、世界のニュースと比較すると、日本はわりとがんばって対応できています。ウイルスの感染を完封するのは難しいにしても、医療崩壊を起こさないよう今のところうまくコントロール。死者の急激な増加は防いでいます。

次のステップはそれを維持しつつ、経済的な影響を少しずつ緩めていくこと。経済崩壊は医療崩壊同様に、本来死ななかったはずの人の人生を終わらせます。それを防ぐべく慎重に舵を切りつつある感じ。

治療薬のニュースがちらほら出ているので、もうちょっとがんばれば、重症化しても助かるようになるはず。ベッドも早く空くようになるから、医療負担も減るはずです。そこまでなんとか、この調子でいきたい。

各国のニュースを追いながら、国民性とかお国の事情とかそういう部分が、大きく出てるなあと思っています。日本がよそと比較して抑え込めているのは、心配性でみんなが対策を怠らないことが寄与しているのではないか。日本の冬場、みんながマスクをしている姿を異様だとあざけるように報道していた外国メディアが以前あったのですが、そういう意識こそが役に立ったということ。うがい、手洗いも徹底したら、インフルエンザの流行まで止まったようですし。

あと、土地柄、大災害に慣れているというのも大きかったかもしれません。緊急事態にみんなが我慢して、規律の取れた行動をとれる。この特徴を生かして、被害を最小限に抑え込みたいですねー。

逆に各国ニュースを追いながら、これはどこでも同じなんだなあと思うこともあります。

その中で一番不思議なのが、スーパーで品不足というニュースが出ると、高い確率でトイレットペーパーがなくなっていることなのです。日本でこれが起きた時、製紙工場が被災したわけでもないのに、日本人は論理的行動ができない、嘆かわしい、と思ったのですが。ちなみにうちの近所、いつまでたってもトイレットペーパーが消えたままで、本当に嘆かわしいのですが。

この現象は、どうも世界共通のようなのです。どういう心理なんだろう?

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