鬼滅の刃で売り上げ増
日販、2019年の年間店頭売上前年比調査を発表 ~ コミック、ビジネス書、新書が伸長 HON.jp News Blog 20/2/21
取次会社の日版が、2019年の年間店頭売上前年比調査結果を発表した、という記事。全体では98.3%で、前年の96.4%より1.9%改善。まあそれでも下がっているわけですけれども、その改善に大きく寄与したのが、コミックの106.2%。特に少年漫画の122.3%で、『鬼滅の刃』のヒットが大きな要因ということです。『鬼滅の刃』は、マジですごい売れ方してますね。
そして大注目なのは、そんな『鬼滅の刃』は、本当に終わるのだろうか、ということです。
漫画感想のところにも書きましたけれど、長年の漫画読みの常識としては、大ヒットになった作品は引っ張りに入ってぐだぐたになってから終わるのが普通。物語の完成度としては、「そのエピソード、いる?」という状態になるのが、普通だったんですよ。
でも、最近、売れている割に引っ張らない感じで、きれいに終わりそうな作品がちらほら。その雑誌の長寿作品より先に終わりそうなのです。
僕的にはこれはうれしい傾向。素敵なラストで終わると、何度でも読み返せるから。
『鬼滅の刃』はこのままきれいに終わるのかな。禰豆子が出てきましたけれども。
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コメント
アニメしか見ていないんですが鬼滅の刃ってハーメルンのバイオリン弾きにちょっと似てますよね。
投稿: ふにゃふにゃ | 2020/03/05 13:19
確かに、物語の描き方みたいな部分は、似たタイプな感じがありますね。
投稿: かわせ | 2020/03/25 12:58