« アルカス杯vsレアル 決壊 | トップページ | vs札幌 開幕白星!!!! »

2020/02/22

2020J1展望とvs札幌戦展望

さて、開幕を迎えます本日。ギリギリとなってしまって、開幕戦の展望記事と一緒にお送りします、J1展望です。

例年通り、昨年の成績順ですよ。では、スタート!

昨年J2で2位横浜FC。

昨年後半にかけて、ぐいぐいとチーム力を上げていった横浜FC。何しろウチも上位対決大一番で負けてしまっているぐらい。その充実ぶりをきちんと維持してJ1参戦です。

懸念材料があるとしたら、ベテランの扱い方でしょうか。予想を見ると、イバ、ニーヤン、松井選手と、去年違いを作っていたベテラン選手がスタメンから外れています。代わりに出る若手が、遜色なくJ1でも働けるか。運動量的な部分で外したと考えられるので、ここはとても重要。

その中の一人が、中村俊輔、松井の両レジェンドを差し置いての手塚君。がんばってほしいです。

あと、いわきFCから加入した、ウチのアカデミー出身の熊川君。ボール回しに特化したウチから、フィジカル強化で相手を粉砕という真逆のコンセプトのチームを渡り歩いてきました。これで完全体となって活躍するのかどうか、大注目なのです。

昨年J2優勝のウチは、のちほど。

昨年16位、湘南。

昨年の成績は、監督をめぐる騒動が影響したものだと言えると思うのですが。

ではその監督交代の影響が今シーズンにはどう出るか。浮嶋監督は伝統のハイプレスショートカウンターから、もうちょっとポゼッション寄りにという方針のようですが、そうなったときの守備の耐久力がポイントか。

そんな時に守備陣に人の出入りがあって、そこがどうなるかに注目です。

昨年15位、鳥栖。

財政事情から主力が移籍。ウチも二人いただきました、すいません。

キン監督はもともと攻撃サッカー志向とのことで、今年は4-3-3で行く模様。ウチもですけど、4-3-3の弱点は明確にアンカー脇。そこの部分を埋められるのか。

鳥栖、ウチだけではなく、いくつか4-3-3を取るチームが他にもあって、ここに対応できるかどうかで変わってくるんだろうなと、注目中。

昨年14位、浦和。

クラブ主導のコンセプトに長期計画と、僕がよく訴えている方向に舵を切った浦和。当然めっちゃ気になるのです。

しかし、その方針はものすごい忍耐力を必要とし、なかなか実現できないということも、ここ何年かで身にしみました。だからこそできたらものすごいアドバンテージをもたらすと思うのですが、さあどうか。

浦和の今年に関して言うと、あまり派手な補強はしていませんが、昨年は怪我人が多かったので、コンディションが整うだけでも戦力アップだろうと思います。上位に来るのでは。

昨年13位、名古屋。

コンセプトを固めての長期計画という作戦を支持する僕が、逆にまずいんだよなあと思っているのが、ポゼッションとカウンターの間で行ったり来たりすること。ブラジルもイタリアもW杯で何度も優勝しているわけで、コンセプトに優劣はなく、うまくいかない時に隣の芝が青く見えてしまっている状態になっているのだと考えられるからです。ウチもはまった。結果が降格だ。

その視点から見ると、名古屋の昨年の監督交代はまさに典型的かつ最大級。超ポゼッションの風間監督から超カウンターなフィッカデンティ監督へ。普段ならどうかなーと思うのですが。

ところが今年はそこに別の観点があるのです。どうも今年は、攻撃的に、前から、というコンセプトを掲げているチームが多いような気がします。逆にカウンターがはまるシーンが増えるのでは。

となると、今年の名古屋もはまるかもしれない。大注目です。

昨年12位、清水。

昨年優勝のマリノスから、ヘッドコーチだったクラモフスキー氏を新監督に招聘。そうするとマリノスみたいなサッカーなのかなと連想するのですが、コンセプト的にはちょっと違う? その辺がどうなるのかがまず注目点。

そして、頼れるストライカー、ドウグラス選手が神戸に移籍。そこを新加入のタイ代表ティーラシン選手が埋められるか。それとも、ベテランのチョン・テセ選手ががんばるのか。最後の決定力は本当に重要なので、そこがポイントになると思われ。

昨年11位、仙台。

コンセプトの話をしてますが、仙台はポゼッションにトライするときも、堅守速攻の土台は失わないように気を配っていて、クラブの方針がしっかりしているなと感心させられるチームです。

今年は新監督、木山監督。昨年は山形で堅い守備を構築していました。この辺りも考えられた人選だなあと思います。

注目点は補強があった左サイドです。鳥栖から来たクエンカ選手は日本サッカーに順応済みで、そのクオリティーが戦力アップにつながることは確実です。左SBでU-20ブラジル代表歴のあるパラ選手がフィットすると、かなり手強いのでは。

昨年10位、札幌ものちほど。

昨年9位、大分。

J3からカテゴリーを上げ続け、組織力を武器に下馬評をひっくり返しての一桁順位。サッカーの奥深さを感じさせます。好感度大なのです。

前線の選手が引っこ抜かれてしまったのですが、そこになかなかよさげな補強。その前線の新しいトライアングルがうまく機能すれば、逆に後ろの選手は二年目で、守備はさらなる成熟が見込めます。入れ違いになったのでウチとはしばらく対戦していない相手なのですが、さてどういう展開になるか。

昨年8位、神戸。

9位の大分と真逆の大富豪チームとなった神戸。リーグは9位でしたが、天皇杯を獲得して、上向いた状態で挑む新シーズンです。

ポドルスキ選手が移籍、ビジャ選手が引退となりましたが、そこにドウグラス選手を獲得。的確な補強。莫大な資金力により個の能力の高い選手をそろえ、その集団が戦術的にも成熟してきたとなると、かなりの強敵です。

懸念があるとしたら、五輪イヤーにACLという過密日程がどう影響するかでしょうか。

昨年7位、G大阪。

一足先にルヴァン杯で対戦。勝利しましたが、スンギュさんに加えバー君とかポスト君が活躍しての、きわどい勝利でした。

昨年は降格争いもしましたが、宇佐美選手が帰ってきて上向いた状態で終わった7位。そこに的確な補強もなされていて、さらなる上昇が見込めます。

個人的にはレンタルしている猿田君に注目。ガンバはU-23があるので、まずはそちらでの出場を目指すことになると思われます。いいなあ、U-23。ウチも欲しいな。

昨年6位、広島。

しっかりしたビジョンを持って継続性のあるチーム作りを続けている広島は、めっちゃリスペクトしているクラブです。今年も派手さはありませんが、渋い補強をしています。

継続性は、こういうシーズン前の予想なんかでは目立つ話題にはなりづらいのですが、阿吽の呼吸ができているのは大きい。今年も強敵だと思います。

昨年5位、C大阪。

昨年新監督にロティーナ監督を迎え、うまい具合にチームを引き継いだ感のあるセレッソ。今年はもっと上、優勝を狙うシーズンです。

一番のポイントは、ものすごい運動量と献身性を持っていた右MF水沼選手が抜けた穴でしょうか。同じタイプの選手は見当たらないので、そこをどう埋めていくのか。

昨年4位、川崎。

リーグ3連覇はできなかったけれど、ルヴァン杯は制覇。相変わらず強豪の川崎の注目点は、緩やかに世代交代しつつあるなあというところです。結果を出したチームというのは、どうしてもメンバーが固定されがちで、あわてて世代交代するはめに陥ったりするのですが、けが人が出たりしたことをきっかけにうまく経験を積ませている。勝ちながらそこがさらに進むかどうか。

特に新加入の旗手、三苫、レンタルから戻ってきた宮代、そして田中碧選手辺りはアンダー代表でよく見かける、才能あふれる選手たちです。このあたりの若手もうまく育てて戦力に組み込んでいくと、さらに強豪の時代を重ねられるようになるわけで、さあどうなるか。

あと、新戦力ではないけれど、昨年はフィットするのに苦労していた印象のあるダミアン選手の2年目に注目。がちっとはまって額面通りの働きをすることがあれば、かなりやばい。

昨年3位、鹿島。

継続性というテーマでは、一番リスペクトしているクラブ、鹿島なのですが、近年の環境変化によってちょっと苦労している印象。若手選手の海外移籍が活発になって、育てたはしから出て行ってしまう。なのでだんだん、戦力をよそから連れてくる形になって、その中で「鹿島らしさ」を維持していくのは、なかなか大変そうです。

まあクラブ規模自体も大きいので、それでも十分強い。多分今年も強い。

新監督のザーゴ監督。昔レイソルにいた時はアントニオ・カルロスという登録名でした。懐かしい。その手腕にも注目です。

昨年2位、FC東京。

なかなか優勝にはたどり着けないFC東京は、システム変更に着手する模様で、そこが一番の注目点です。

同じ4バックでもダブルボランチかアンカー置いた逆三角形かは、けっこう違う。ウチもですけれど、そこに対応できるかどうか。

そして、補強選手を見てみるとスピード感は十分の選手たちで、FC東京の武器である速攻は維持されそう。ただ、課題になっているのは詰まった時なので、そこをどう解決していくのか。けっこう今年はターニングポイントになりそうな気がします。

昨年J1優勝、横浜FM。

メンバー的には大きく変わるところはなく、やはり強そう。問題は五輪とACLによる過密日程ではないでしょうか。

特に売りの攻撃で、作りの部分はともかく、最後のところはけっこう個の力が大きいのではと思います。ただ、そこにしっかり補強して層を厚くしているので、するとポイントは監督のマネジメントということになるのでは。

そして一通り他チームを見まして、いよいよ開幕戦、札幌戦の展望です!

昨年10位、札幌は、静かなオフを過ごしました。人の出入りはほとんどなく、今年は熟成に賭ける模様。

なのでぶっちゃけ、開幕の相手としてはうれしくなかったのです。もっとチーム作り変えてる最中でバタバタしてるところがよかったよ。難敵。

守備のポイントとしては、きちんとジェイ選手を抑えられるかどうか。すごくやられたイメージがあるのです。がんばってほしいです。

そして昨年J2優勝のウチです!

補強が激しかった時に、継続性重視の僕としては、大丈夫かなとむしろ心配になっていたのですが。

その辺はしっかり考えられていて、はっきりと去年の継続が打ち出された予想布陣。そこにじわじわ融合させていく模様。そうなると、誰が活躍するのかなと、とても楽しみになってきます。

そして去年のオルンガさんのJ2無双の希望がかなったので、今年はJ1無双でお願いします!

この試合の攻撃のポイントとしても、オルンガさんが挙げられます。今年のJ1の他チームの様子を眺めていると、札幌もなんですけど、ハイプレスを掲げているチームが例年より多い気がするんですよね。そうすると、裏一発が効いてくる。そしてウチは、それが得意です。うまくはめたい。

ということでこの試合、ジェイvsオルンガの巨漢FW対決で、オルンガさんに軍配が上がることを熱望!!

白星発進したい!!

がんばって!!

|

« アルカス杯vsレアル 決壊 | トップページ | vs札幌 開幕白星!!!! »

サッカー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アルカス杯vsレアル 決壊 | トップページ | vs札幌 開幕白星!!!! »