書店を守れ?
年末年始の辺りで、けっこう大きな本屋さんが閉店する・したというニュースがいくつも流れてきて。
そのためか、僕のツイッターのタイムラインに、「本屋は文化拠点だから守れ」というつぶやきがいくつも流れてきたんですよ。
ぶっちゃけ、「何周遅れなの?」と思ったというのが、正直なところ。
昨日今日始まった話じゃなくて、10年単位の流れで、原因を探るのにも対策を試すのにも充分な時間があって、それで今「文化拠点だから読者はその価値を尊重して保護せよ」とか、ほんとに終わってる。
知りたいのは、「環境の変化に対応して、新しい本屋をこう定義して、こんな工夫をしました」という前向きな話なのに。
そんなむなしい気分でいる時に。
面白そうな記事の話題も流れてきたのです。
アメリカの書籍出版産業2020:これまでの10年と、これからの10年について(1)~ Eブックで起こったディスラプション/米司法省対アップルと大手出版5社の談合の結末 HON.jp News Blog 20/1/8
大原ケイさんの短期集中連載記事。第5回まであります。これは絶対興味深い内容のはずなので、まとめて読もうと取っておき、今日読みました。予感通り、これからの出版を考える時に、とても示唆に富む内容だった!
やっぱりですね、生き残っているところは、がんばっていろいろやって、対応してるんですよね。
そしてそれは、作家にも言えること。作家も環境の変化に対応していかなくては。
そうなんですよ、こういう刺激になる話が聞きたいんですよ。
ということで、とても刺激を受けたので、何回かに分けて思ったことを書こうと思います。
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