偵察町田vs愛媛・山口と町田戦展望
さあ、いよいよやってまいりました、大一番! この試合に勝つと、他チームに関係なく昇格・優勝が決まります!
今シーズンのクライマックスは、ぜひとも自力で決めたい! ということでまずは偵察。
2019J2第39節、愛媛2-0町田。
試合開始から町田優勢。密集でボール保持して攻め立てます。この辺の狭いスペースでポジション取って際どいところでどんどん回していくのは、さすが練れているなと感じました。
ところがサッカーはそこで終わらないから難しい。先制点は愛媛。24分、左アウトサイドの下川選手がフェイントで縦に抜け、速いボールをニアへ。これを近藤選手が右足アウトサイドで合わせ、GKとポストの狭いところを抜くファインゴール。
これをきっかけに愛媛はサイドから突破してペースを取り戻します。一進一退で後半の73分、愛媛追加点。左CKの跳ね返りを拾って、中央の茂木選手へ。右にドリブルして展開、そのままワンツーで縦に抜けクロス。これを山崎選手が押し込みました。
町田は出だしはよかったのですが、次第に対応されいい形でボールが前に入らなくなり、このまま尻すぼみで終了。
第40節、田1-0山口。
町田の得点は開始早々の3分。左サイドから中島選手がクロス、井上選手のシュートは左に外れそうになりますが、これを土居選手がスライディングで押し込みました。
前半のその後は、ポゼッション率は山口でしたが、ねらい通り試合を進めていたのは町田でした。密集戦でダイレクトでどんどん前に運んでいきます。ただ得点のシーン以外でゴール前での精度を欠いて、追加点はなかなか奪えません。
後半になると町田のプレスが若干緩み、山口がサイドに展開しながらペースをつかみます。
しかし町田は体を張ってしっかり守り、最後CKからヒヤリとするシーンもありましたがそれもしのいで、降格争いの中で非常に貴重な勝ち点3を奪いました。
ということを踏まえて町田戦の展望です。
守備では。
いつもだと調子の良さそうな人を取り上げて、誰それに警戒という形で書くのですが。
町田の場合は戦術的な視点から。とにかく町田の仕掛けてくる密集戦。これを封じることだと思います。
DFラインを押し上げてコンパクトな守備陣形を作るチームは数多くあり、普通のことなのですが、町田はさらに横も狭めてコンパクトフィールドを作ります。選手間3メートルぐらいの非常に近い距離で、どんどんダイレクトでパスを回してくる。単にボールをつなぐだけでなく、前の意識も高いのが特徴です。この速いボール回しに惑わされないようにしたい。
しっかり寄せて自由を奪い、最後のサイドのところも封じたい。あとクロスに対して前に入られないように。とにかくしっかりつかまえておくこと。
攻撃では。
さて、ここで問題が発生しています。日本も代表ウィークですが、オルンガさんがケニア代表で不在です。オルンガさんがいない時の勝率があまり良くないんですよね。シーズン中からずっとあった課題を、最後にクリアしたい。
まずはオルンガさんの代わりに誰が先発するのか。ポジション的にはサントスさんが候補筆頭ですが、守備はだいぶなじんだけれども、攻撃はどうもかみ合っていない。コンパクトフィールド外には大きくスペースが空く町田の守備陣形は、サントスさんには長所を出しやすい形だと思うのですが、さてどうなるか。
逆サイドにスペースが空きやすいということは、サイドMFの活躍のチャンス。クリスティアーノさんは前節、コンディションが戻りきっていない中でも3得点に絡みました。今節はもっと上がってくるはず。ドカンと決めちゃってください!
左サイドの瀬川君も同様です。ぐりっと切れ込んでズドンと一発お願いします!
自力でしっかり決めたい!!
勝ちましょう!!
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