偵察京都vs琉球・千葉と京都戦展望
昇格と優勝を決めて迎える最終節。でも、ホームだし、最後も勝って終わりたい。ということでまずは偵察。
2019J2第40節、琉球0-3京都。
双方ポゼッション志向のチーム同士の対戦で、ちょっとゆったりした印象の試合序盤。ただ、序盤はうまく回せていたのは琉球で京都は押され気味。前半中ほど辺りから、だんだん京都が巻き返し始めます。
そして後半はさらにペースが上がって、怒涛の得点ラッシュがやってきます。
75分、交代で入ったエスクデロ選手がボールキープからペナルティエリア内へ縦パス。これを受けた仙頭選手、冷静に切り返してPK獲得。これを庄司選手が決めました。お次は82分、エスクデロ選手がまた縦パス。小松屋選手が突破し、マイナスグラウンダー、これを一美選手が決めました。さらにとどめは3分後、85分。黒木選手の縦パスにまた小松屋選手が突破して、寄せてきたDFを弾き飛ばして、今度は自ら決めました。
10分間に一気に3点で京都が快勝。この試合の前にあの首里城の火災があって、琉球側はがんばろうと気合が入っていたのですが、大敗となってしまいました。
第41節、京都1-0千葉。
ポゼッションは京都ですが、千葉はもともとハイプレスカウンター狙いで入ってきていて、雰囲気としては五分。シュート数も同じぐらいだった前半。ただ、後半に入りだんだん京都優勢に。
そして84分、波状攻撃の中から、右SB福岡選手が縦へ突破、ゴールラインぎりぎりからクロス。ニアの金久保選手がスルーして、ファーから入ってきた仙頭選手が決めました。仙頭選手は直前にDFからかっさらった大チャンスでポストに当てていて、決め直した形です。
京都はその後の千葉の攻撃を踏ん張って守って、2連勝。プレーオフへと望みをつなぎました。
一方の千葉。佐藤勇人選手の引退、江尻監督退任と、気合の入る条件はあったのですが、結局あまり上向かないまま。J2の偵察で久々じっくり見たのですが、選手のクオリティはけっこう高く、成績は見合った感じではありません。どこかでディテール積めないと難しいのかなあと思いました。
これを踏まえて、京都戦の展望です。まず気になるのは先発メンバー。コメントを見るとネルシーニョ監督はベストメンバーで行くと言っているのですが、警告リーチの人が心配です。出場停止1試合は持ち越さないけれど2試合以上の場合は翌シーズン持ち越しっぽい。するとヒシャさんと鎌田さんがやばい。ここで間違ってもらってしまうと、来シーズン開幕から2試合使えなくなる。どうするのでしょう。それでも使うのかな。はらはら。
そして京都側の事情。昇格が決まっているのはウチだけで、その下は大混戦。2位横浜FCと3位大宮の自動昇格争いも熾烈ですが、プレーオフ出場を賭けた争いはさらにすごくて、4位山形から8位水戸までの5チームが勝ち点3差の中にひしめていています。本当にこの1試合でガラッと変わる。その中で7位京都は一つ上の6位甲府と勝ち点で並ぶぎりぎりのポジション。得失点では7点差つけられているので、とにかく勝ちを目指して必死に来るはずです。勢いに飲まれたらいけない。
ということで守備では。
まず、中盤、前線には技術のある人がそろっています。誰さえ押さえればという感じではないので、とにかく先手取って厳しくいって自由にボール回しさせたくない。
その中でさらに警戒したいのが、左サイドの小松屋選手のスピードです。カウンター時には当然、ボールを回している時にも裏を取る時に速さを発揮。京都の攻撃のアクセントを作っています。しっかり抑えたい。
さらには闘莉王選手です。やっぱり空中戦にはやたら強い。セットプレー時、要警戒。
攻撃では。
京都のスタイルと点を取って勝ちたい状況を考えると、カウンターのチャンスはありそう。
前から言ってますが、オルンガさんがJ2無双した証として、20得点は欲しいですね。あと1点なわけですけけれど、1点だけなんてけちけち言わず、どどどんと決めちゃってください!
クリスティアーノさんが4点取ると20得点なわけですけれど、それより3アシストで20アシストの方があるかもしれない。とにかくがんばって!
瀬川君がハットトリックで二桁得点も見たい!
最後白星で締めましょう!!
勝ちましょう!!
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