カクヨムロイヤルティプログラム
本日は最近のニュースから。
小説投稿サイト「カクヨム」で広告収益の分配が受けられるロイヤルティプログラムが開始 HON.jp News Blog 19/10/30
記事タイトル通りです。広告を掲載して著者に利益配分するプログラム。僕もカクヨムに載せているので、登録してみましたよ。登録自体はそんなに時間もかからず簡単。
ただ、広告のON/OFFしかないので、何が自分の作品のわきに表示されるのかは、ジャンルも指定できず、わからない。あと、各章の下にも表示されているので、読み終わった余韻をぶち壊される危険性も。
最初見た時には、小学生くのいちの児童小説『天下統一!』下に、育毛剤の広告が出ていて、内容と全くマッチしていないと苦笑いしてました。
こうして書き手に多少なりともリターンがあるのはいいことだと思います。
ただ、これでマネタイズできるかというと、難しい。結局、PV至上主義が強化される方向になってしまうので、先鋭化していくのかなあとちょっと懸念があります。最適化してしまうと、絞り込まれてしまって、多様性がなくなるんですよね。そうすると読者の取りこぼしも起きてしまう。その辺どうなるか注目です。
ちなみにせっかくですので、今載せている作品の宣伝などを。
『天下統一!』 山深い里で育てられた、小学生くのいち、しのぶちゃん。腕前はかなりのものだけど、世間知らず極まりない。主君として仕える優を天下人にしようとあれこれ策を練る、ドタバタコメディ。優はそんな争いに向いていないと頑なに反対する、優の母で先代くのいちの時子との戦いも見ものです。
『マルくんのおことわり』 こちらは現在連載中。言環理という不思議な力が支配する世界で、母を亡くし身寄りのなくなった幼い少年マルトが、言環理使いの三人のお姉さんたちに引き取られ、かわいがられて振り回されるファンタジー。現在じわじわと舞台の謎がにじみ出てきているところ。
『友だちみんな宇宙人』 美形の小学生、蓮は実は宇宙からやってきた調査員。地球が銀河文明の仲間入りをするのにふさわしいかを見極めるために派遣されてきた。科学力が劣るのは当然のことなので、見極めるポイントは、地球人が十分精神的に成熟していて、他の文明に害成す存在にならないかどうか。ダメな場合には殲滅もあり。しかし地球各地に派遣された調査員たちからは、争いに明け暮れる地球人の姿が報告されていた。蓮の潜入したクラスでも、いじめが起きている。果たして地球人は生き延びるのにふさわしいのか。そんなSF的大テーマを表に出しながら、陰では実は初恋物語という野心作。
『解體屋衛門と犬耳の少女』 国際情勢がさらに不安定になった近未来。非合法組織に人身売買用に育てられていた遺伝子操作された犬耳少女モモは、包丁さばきは天下一品だが味付けは壊滅的という料理人エモンに拾われる。彼の勤める料理屋に連れていかれ、そこに世話になることになったモモだったが、そこに組織の追跡の手が迫る。ただ、その料理屋にそろっていたのはただの一般市民ではなく。SFアクションもの。
という四作が現在載っております。よろしければ、ぜひお楽しみください。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 大忙し期間近づく(2025.07.11)
- 囲い込みとハードル下げ(2025.07.12)
- 迫りくる地獄(2025.07.08)
- 進捗と伸びていく原稿(2025.07.07)
- 見直しの時期(2025.07.02)
コメント