偵察大宮vs徳島・琉球と大宮戦展望
さてさて大詰めを迎えました今シーズン。僕はこのあいだから野球風にマジックを計算していますが。
優勝までのマジックは、4位大宮が1試合少ない残り5試合で最大勝ち点81に対してあと7。この試合に勝てば一気にあと1になります!
そして昇格のためには3位のチームに抜かれなければよい。山形、横浜FCがともに最大勝ち点79なので、現在あと4。
つまりこの試合にウチが勝ち、あちらが引き分け以下であれば、昇格決定です!
というわけで、気合を入れて、まずは偵察。
2019J2第37節、大宮2-3徳島。
大宮は堅守のイメージなのですが、僕の見た2試合は、ともにど突き合いになっていました。
まずはこの試合、先制点は19分徳島。左CKでサインプレー、後方に送ると内田選手がミドルシュート。これはミスキック気味になりますが、石井選手が押し込みました。そしてすぐに大宮同点、22分。バブンスキー選手が中盤でボールカットするとそのままドリブルで進んで、ミドルシュートを決めます。しかし前半はこれで終わらず、45分、徳島。岸本選手がドリブルでカットイン、こぼれたところを野村選手がダイレクトでミドルシュート。
後半も忙しない展開です。70分、大宮再び同点弾。右CKに、外へ回り込んだ酒井選手が高い打点のヘディングで決めます。しかし直後、73分、徳島決勝点。DF内田選手が駆け上がり中央へ、そこに浮き球のパスがきて、シュートを決めました。
その後、徳島はうまくポゼッションして時間を進めて、最後の大宮の総攻撃も体を張って逃げ切りました。
第38節、琉球2-3大宮。
こちらもいきなりのど突き合い。琉球キックオフのファーストプレー、ポゼッションするのかと思いきや、ロングボールで攻め込んで、FK獲得。これを上里選手が決めました。
しかし大宮は前半のうちに逆転に成功。18分、右サイドのシノヅカ選手がペナルティエリア内ドリブルで縦へ行き、DFの足の間を通すシュート性のグラウンダー。これをニアでファンマ選手がワンタッチで決めました。さらに前半終了間際の43分。ロングスローからの混戦を琉球がかき出すと、三門選手が拾って横へ。正面でフリーだった茨田君が、見事なミドルシュート。
後半、また琉球が早い時間に点を取り同点に。48分、左サイド河合選手がドリブルで突っ込み、グラウンダーのクロス。これを滑り込むように山田選手が押し込みました。
前節と同じような展開で、今度は大宮が決勝点。87分、バブンスキー選手が左から低いクロス。これをニアに入ってきたシモヴィッチ選手が足を伸ばし、右足アウトサイドで流してファーに送り込むテクニカルシュートを決めました。
これを踏まえて大宮戦の展望です。
守備では。
まずは1トップを抑えなくてはいけません。ファンマ選手188cmとシモヴィッチ選手199cm。二人並べて2トップはあまりやらないようですが、どちらも実力者で、でかい、強い。どちらかが先発、途中交代のパターンです。しっかり抑えたい。
そこへのボール供給も抑えたいわけですが、要注意なのは、夏に補強のイッペイ・シノヅカ選手。運動量多く、鋭いドリブル。サイドからクロスを上げ、切れ込んでシュート。セットプレーも蹴るしロングスローも投げると大活躍です。
逆サイドの酒井宣福選手にも注意。特にセットプレー時、高さ的には5番手ぐらいなのですが、高い運動能力で相手を上回り、他の人に引き付けておいて回り込んでのターゲットというパターンが多いです。放さないように。
そして茨田君を抑えなくてはいけない。ボールを持てば、時間と空間を支配する。ためを作って絶妙のパスを送ります。しっかり潰して。
攻撃では。
茨田君に恩返ししてほしくないわけですが、元大宮の江坂さんと瀬川君には恩返し弾を叩き込んでほしいと思う身勝手なファン心理w どちらが恩返しするかの勝負ですよ! 負けないで!
特に向こうの右サイド、茨田君とシノヅカ選手を抑え込むためにも、こちらの左サイドの活躍に期待です!
クリスティアーノさんの回復具合はどうなんだろう? ただ、サヴィオさんも外から中に入っていい連携で崩しに絡んでいたので、あの調子でお願いします!
そして前節、ハットトリックを逃してうずくまっていたオルンガさん。この試合で取り返していいですよ!
とにかく勝ち続ければ昇格!!
一戦必勝!!
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