偵察千葉vs山形・長崎と千葉戦展望
残り6試合。J1昇格をすんなり決めるために、3連敗はしたくない。ということで、まずは偵察。
2019J2第35節、千葉1-4山形。
先制は山形で35分。カウンターが発動、微妙にパスがずれたのを本田選手が滑り込むようにしてダイレクトミドルシュート。
46分千葉同点。右サイドでボールを持った米倉選手へのプレスが一瞬なくなり、その隙にクロス。ゴールを横切ってファーサイドで矢田選手がシュートを決めました。
山形が再びリードするのは57分。カウンターで山岸選手がシュート、千葉GK佐藤優也選手が足でブロック。それを詰めた山田選手が押し込みました。佐藤選手はここまで何本も体を張ってシュートを防いでいましたが、とうとう押し込まれた形。
しかしこの次の失点はいただけませんでした。79分、ビルドアップ時チェイスをかけられた佐藤選手は、軽率な切り返しをかっさらわれ、大槻選手にゴールを決められます。ビッグセーブ帳消しのプレー。
さらに92分には、長崎・井出選手がペナルティーエリア前から右へ展開、縦へ抜けて柳選手のグラウンダーを受けてゴール。井出選手は千葉ユース出身。千葉にとってはふんだりけったりの感じで試合は終わりました。
第36節、長崎0-2千葉。
双方、しっかりした守備対応で、とても締まったゲーム展開。違いを生んだのはエースストライカーが決め切れたかどうかでした。
互角の状況が続いて後半になった69分、千葉は長崎ペナルティエリア付近で奪われたボールを奪い返して縦へ。下平選手がふわりとしたクロスを上げてクレーベ選手がヘディングシュート。GKがぎりぎりゴールライン上で防ぐも、詰めた堀米選手が押し込みました。
81分、千葉追加点。右CK。マーカーと絡まって倒れ込みながらも、クレーベ選手がボレーで決めます。
長崎のエースストライカー呉屋選手もいいシュートチャンスあったのですが、決めきれず。得点ランキング上位の2人の対決が、結果に直結した試合でした。
秋野君が長崎に移籍していて、この試合でも決定的なチャンスを演出していました。帰ってきたりしないかなあ。
これを踏まえて千葉戦の展望です。佐藤勇人選手が千葉ダービーを前に引退を表明。昇格降格にはあまり絡んでいない千葉ですが、気合は入っていると思われます。
守備では。
まずはとにかく、得点ランキングでオルンガさんと並ぶクレーベ選手を抑えなければいけません。身長187cmと大型で、かつ足元も非常に巧みな万能型ストライカー。隙を与えたらいけない。しっかり捕まえて。
現在の千葉は4-2-3-1で、両サイドからの攻撃が目立っています。左SBの下平選手は自分でごりごりと仕掛けるのではなく、連携を巧みに使い高い位置を取り、多彩で高精度のクロスを上げてきます。しっかり寄せること。
右SBには夏にG大阪から5年ぶりに戻ってきた米倉選手。こちらは突破力のあるタイプ。しっかり抑えたい。下平、米倉って、ガンバ三冠の時のコンビですよね。
攻撃では。
まず代表帰りのオルンガさんに期待です。最近、オルンガさんが休むと勝てていません。それだけ影響力が大きいということで、この試合では大活躍してほしい!
千葉の生命線がサイド攻撃だとすると、ここでの攻防が試合を分けます。右サイド、クリスティアーノ&瀬川の連携はどんどん高まっています。特にクリスティアーノさんには、またドカンと決めて欲しい!
そして左SBの先発に注目。代表帰りの古賀君が先発に戻るのか、前節先発の高橋さん続行か。とにかくこちらサイドも、サヴィオさんとともに積極的に仕掛けて欲しいです! がんばって!
とにかく3連敗阻止!!
勝ちましょう!!
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