ガンズ進捗状況と編集長の悩み
ガンズ進捗状況。ぼちぼち初稿が出始めております。
僕は一応編集長なので、提出された原稿をチェックするんですけど、めっちゃ悩みますね。感想のうち、どこまでが客観でどこからが主観なのか。伝えて役に立つのはどこまでなのか。感想伝える何行かに一時間かかったりします。
僕は、うまくいかない打ち合わせ経験が大量にあるのですが、その中で悟った、そういうケースの多くを占める原因は、ベクトルが合っていないというものです。行きたい方向が違うので、直せば直すほど綱引きになって、ぐちゃぐちゃになる。残しておいたのを時間がたってから見ると、最初のやつが一番面白かったりする。
商業出版の場合は、雑誌のカラーとかレーベルのカラーとか、出版社側の狙いがあるので、そちらに沿ってないとだめなわけですけれども。
ガンズの場合は、セルフパブリッシング雑誌。作家の集合体なので、作者の狙いに沿わないと。
ただ、ここからがデリケートな部分で、じゃあ、作家の書きっぱなしでいいかというと、狙いがぼやけてるんじゃないかとか、噛み合ってないんじゃないかとか、整えるところや磨けるところはいろいろあって。
それをうまく見つけて、うまく伝える。それはほんとに難しい。
自分のやつも提出しないと。作家の悩みもあるのです。
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