偵察水戸vs新潟・大宮と水戸戦展望
台風で順延となりました水戸戦。仕切り直しでしっかり勝ちたい。まずは偵察。
2019J2第34節、新潟vs水戸は3-0。
試合開始早々の4分、新潟先制。堀米選手が左サイドからペナルティエリアに侵入、シルビーニョ選手に落とすと、GKの頭上を越えてファーへの技ありナイスシュート。
このあとは水戸が同点を目指してボールを持って攻める展開。惜しいシーンも作りました。
しかしアディショナルタイムに続けて失点。92分、本間選手が左サイドから巧みなステップでドリブル侵入、PK獲得。レオナルド選手が決めます。さらに94分、右サイドからのクロスを、なぜかどフリーになっていたレオナルド選手がヘッドで決めてとどめ。
水戸は最後に力尽きて敗戦となりました。
第35節、水戸vs大宮は2-3。
おたがい守備の堅いチームで、ロースコアゲームになるのかと思われましたが、意外に劇的など突き合いに。
前半は完全に水戸ペースでした。21分、CKを弾き返されたのを拾ってもう一度放り込むと、村田選手がすらして、抜け出した宮選手がシュート。41分には左サイドから志知選手がマイナスグラウンダー、これをボランチの前選手がシュート。
水戸の守備力を考えたら、ここでもう逃げ切りの公算が大だったのですが。しかし、サッカーで2-0は危ないと言われるスコア。後半まさにその展開になります。大宮はハーフタイムで二枚替えを敢行。また、かなり引き締め直して後半に突入した様子。これでペースを奪います。
まず53分、大宮1点目。ロングボールの跳ね返りをダイレクトで前に戻すと、受けたシノヅカ選手が体を当てられながら密集の中キープ、素早いシュートでゴール。同点弾でもシノヅカ選手は体の強さを見せてから見ました。56分、左サイドでごちゃごちゃしていたところで体を当ててボールを奪ってクロス。これをニアに走り込んだファンマ選手が頭で押し込みます。あっという間の同点劇。
さらに68分に、大宮逆転。左サイドからの酒井選手のクロス。ファンマ選手のボレーは空振りに終わりますが、上がってきていた櫛引選手が右足アウトにかけた素晴らしいミドルシュートを決めて逆転。
「2-0は危ない」をこれだけきれいに見られることもなかなかないという試合。水戸は連敗となりました。
これを踏まえて水戸戦の展望です。この試合、双方に同じような条件があります。まず、前節負けていて、上位争いの中連敗はできない。ですが、メンバーは万全ではありません。U-22日本代表がブラジル遠征に出ていて、ウチは古賀君、そして水戸は、夏の加入以降5得点と結果を出していた小川選手が招集されて不在です。さらにウチはオルンガさんがケニア代表で不在。層の厚さが問われます。
守備では。
基本は堅守速攻の水戸ですが、攻め手は多岐に渡っていて、適材適所でいい形ができています。
まずは前回対戦時にはいなかった夏加入の福満選手。テクニックもあり、裏も取れて、右サイドで躍動しています。
黒川選手もスピードの乗ったドリブルから思い切りのよいシュートがあるので要注意。
さらに左SB志知選手は精度のいいキックがあるので、しっかり抑えたい。
攻撃では。
左サイドがポイントです。左SBが誰になるか。もともと左サイドなのは菊池さん、左もできるということでは高橋さん、川口君。この能力的には誰が出ても問題なく、あとはサヴィオさんとの連携。うまく左サイドを崩したい。
オルンガさんの代わりはサントスさんでしょうか。タイプ的には前節までの左MFよりも、こちらの方が持ち前のスピードが生きるはず。本人的にも正念場。がんばって!
堅守のチーム相手には、セットプレー大切。クリスティアーノさんのFKが決まるところが見たい!
連敗しないぞ!!
勝ちましょう!!
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