今週の漫画感想 勝機
取らぬ狸は順調に進まず、遊びに行く予定をあきらめた月曜日。漫画も大急ぎで読むのです。ジャンプ36・37号感想です。スレッドでつなぎますー。
『約束のネバーランド』。引くに引けない、新たな事情。助けたくても、助けられないのでは……。
ちなみに、番外編の1ページ漫画。ご褒美がああいうものなら、ほんとにいいのに。
特別読切『Fけん』。『暗殺教室』の松井先生の読み切り。相変わらずぶっ飛んだ理屈に説得力持たせるのうまい。むちゃなことを言ってるのだが、なぜか話に一本筋が入る。
『ぼくたちは勉強ができない』。誰かが受かれば誰かが落ちる、それが受験。だけど全員受かってほしい。
『アクタージュ act-age』。仮面の奥からあふれる炎。こういう表情描けるのがこの漫画の強み。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』。エッチなトラブルを防ぐためには会うこともままならないという、この漫画ならではの悲しい宿命w
というジャンプ36・37号感想でしたー。しかも合併号で来週休みか。これは一生懸命書けというお告げか。19/8/5
『アクタージュ act-age』。このあいだ飲みに行ったとき、この漫画の話題になったんですよ。そこで僕が主張したこの漫画の武器は、表情の強さでした。
そしたら今週まさにそういう絵が。人の目を意識して習慣づいているぴしっと背筋の伸びた姿勢とすました顔。仮面をかぶった天使としての千世子。ページをめくるとあふれ出す内面が1ページどん。
こういう顔描かれちゃうと、読んでる方はぐいぐい引き込まれるのです。そして黒山さんも言ってしまいました。「勝たせてやりてぇ。夜凪じゃない。百城千世子を」。僕もそう思います。勝たせてあげたいなあ。
取らぬ狸は順調に進まず(二度目)、綱渡りのきわどい状態。やっぱり大急ぎで漫画読む。マガジン・サンデー36・37号感想です。スレッドでつなぎますー。
まずはマガジン。『ランウェイで笑って』。目標が立っただけでなく、ここまでに描かれていたことが絡んできた。これはうまい流れ。
『彼女、お借りします』。ぜひとも成功してください!そう願いたくなる、見開き二連発。表情の強さ、すばらしい。
『死なないで!明日川さん』。いつもの小芝居じゃなくてびっくり新展開。
お次はサンデー。『舞妓さんちのまかないさん』。現実は厳しい……。
『ポンコツちゃん検証中』。敏夫さん追い詰められすぎw
『古見さんは、コミュ症です。』。上目遣いの破壊力。この後してあげたのかな。
というマガジン・サンデー36・37号感想でしたー。さて、今日の分の狸を捕らえねば。19/8/7
表情の強さで言うと、こちらの漫画も。『彼女、お借りします』。
老い先短いおばあちゃんに、自分が女優として映画に出ているところを見せたい。でも、オーディションには落ち続け、現実は厳しい。もう亡くなったおじいちゃんの「夢は必ずかなう」という言葉を素直に信じていられないくらいに。そういう時に届いた、まっすぐな言葉。
あふれてしまう感情を押しとどめようとするかのように、手で口元抑えて表情隠していて、目の表情が強調されているのが、また素晴らしい。
いい表情描ける漫画はいいなあと思うのです。
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