偵察琉球vs新潟・千葉と琉球戦展望
首位で迎える琉球戦。このままずっと連勝すれば優勝ですよ!
……という浮かれたことを言ってると足元すくわれるので、まずは偵察。
2019J2第24節、新潟vs琉球は4-0。
ボール保持は琉球だったのですが、むしろ新潟の堅守速攻の型にはまった試合。中は締められなかなか縦パスが入らず、セカンドボール奪取は新潟優勢。その中で大差がつきました。
まず7分、CKの流れからもう一度左サイドからのクロス、これを琉球GKが飛び出して処理しようとしますがぎりぎり届かず、ごちゃっとなったところでDFの背中に当たってオウンゴール。
ここから圧巻だったのが、新潟のフランシス選手です。まず、前半終了間際の44分、右サイドからドリブルでペナルティエリアに侵入、GKに倒されてPK獲得。これを自分で決めます。後半開始直後の47分には、FKからゴール前、ルーズに浮いたボールに詰めて2点目。その後何度かチャンスを迎えつつ、とうとう91分にゴール前に侵入した堀米選手からパスを受けてハットトリックを決めました。
琉球は惜しいシーンもあったのですが、交代枠を使い切った後にケガ人が出て10人での戦いを強いられるなど流れも悪く、力尽きました。
第25節、琉球vs千葉は0-2。
千葉はなかなか調子が上がってこないけど、タレントはそろっているのになーと思って見ていたら、そのタレント筆頭格、元ブラジル代表クレーベ選手が大活躍です。
まずは43分、左サイドから鋭いクロス、ファーからニアへと走り込んだクレーベ選手は足を伸ばして、DFの顔前、足先で方向を変え、ファーへと流し込みました。うまい。
2点目は62分、船山選手が琉球バックパスにプレスをかけてかっさらい、クレーベ選手へ。そのパスを一つ右へ流して対面のDFの足を開かせると、股間を抜いてファーサイドへ決めました。どちらの得点も絶妙のコースで、さすがです。
琉球もホームでは負けられないと反攻に出るのですが、なかなかシュートチャンスを作れずに完封負け。これで4連敗です。
ということを踏まえて琉球戦の展望です。
琉球は4連敗中ですが、自分たちの形は保っています。ちょっとした精度の所で負けている印象。ということは、一発合っちゃう可能性もあるわけで、注意が必要。
守備では。
まずは14得点でチーム得点王、全体でも2位の鈴木選手。クロスに対する入り方がうまく、点で合わせられるタイプです。前に入られないように、しっかり警戒。そしてポストプレーで攻撃の基点となっているので、これもしっかり潰したい。
トップ下に入る上門(うえじょう)選手は、飛び出しのタイミングが良く、鈴木選手と補完的に動いています。ここもしっかり捕まえたい。
きっちりつないで攻めてくるチームなので、縦パスのコースを消して、さらにボランチの上里、風間選手にプレッシャーをかけ、リズムを作らせなければ完璧。
攻撃では。
ポゼッションスタイルのチームとなれば、弱点はカウンターと相場が決まっていて。
そしたら何と言ってもまず筆頭はオルンガさんですよ! ゴリゴリっと行っちゃってください!
さらにクリスティアーノさんも、ゴリゴリっと行っちゃってほしい!
カウンターでの持ち上がりと言えば、ヒシャさんも見逃せません。3列目からシュートまで持ち込むのはなかなか大変だけど、スペースを突くドリブルで、そこからのラストパスに期待です!
連勝は一戦必勝の積み重ね!!
勝ちましょう!!
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