移籍加入と偵察徳島vs甲府・千葉と徳島戦展望
まずは移籍情報から。三原雅俊選手が神戸からレンタルです。いらっしゃいませー!
気が利く系のボランチの印象。ネルシーニョさんが神戸で好成績を収めた2016年に30試合出場と重用されています。ウチでもぜひ活躍してほしいです! よろしくお願いします!
さてリーグ戦。2位と勝ち点が並び、首位とは3点差と好位置に着けて迎える徳島戦です。しっかり連勝続けたいところ。まずは偵察。
2019J2第20節、甲府vs徳島は0-1。
こちらは前節偵察した試合。徳島目線で再構成しますと。
11分徳島先制。右サイドのFKをニアでフリック、これは甲府GKがいい反応を見せて弾きますが、岩尾選手が詰めました。ここから甲府が反攻に出て押し込まれますが、徳島もしっかりしたブロックを作って対抗。
後述しますが、徳島はこういう戦術的柔軟性についてはかなり練れている印象です。
この試合、甲府は個の力でブロックを壊せるウタカ選手が発熱で欠場ということもあって、徳島がこのまま逃げ切りに成功しました。
第21節、徳島vs千葉は1-1。
千葉の先制点は開始早々の6分。佐藤勇選手がクレーベ選手にボールをつけて、クレーベ選手がスルーパス。抜け出した見木選手が倒されPKを獲得、船山選手が決めました。
この日の千葉は守備時4バック、攻撃時は3-4-2-1の変則フォーメーション。徳島は失点の後にピッチ内外でコミニュケーションをとっており、やはり最初に混乱があった模様。
ここから徳島も攻勢に出て、さらに後半開始時にはCBを一枚削って3バックにします。結果、この交代がズバリ的中。交代で入った渡井選手が浮いたポジションをうまくとってボールを受け、攻撃を活性化。
60分の同点弾では、野村選手が裏へ出し、小西選手がマイナスの折り返し。それをダイレクトで渡井選手が押し込みました。大活躍でした。そのまま同点で試合終了です。
さて、これを踏まえて徳島戦の展望は。
守備では。
両翼がドリブラーです。特に左の杉本選手は巧みなドリブルと思い切りの良いシュートで攻撃を牽引。要注意です。
そしてCBのヨルディ・バイス選手。攻守ともに要になっています。攻め上がる時には二列目並みの高さまで行き、SB内田選手そしてMF杉本選手とともに左サイドを攻略。上がらない時にも逆サイドへのロングフィードで攻撃を組み立てます。
そして、この変則的な攻撃を補完できる戦術面も注目です。バイス選手が上がった時には右SBの田向選手が絞って2バックを残しています。逆にCBを1枚削った千葉戦では、3バックと言いながら、両サイドは状況を見定めながら、SBの時と同様に攻め上がっていました。この柔軟性にも注意が必要です。
特に、今ウチも、流れに応じて、4-4-2、5-4-1、5-2-3と並びを変化させていますが、5-2-3になった時に、ボランチ脇に基点を作られてしまうシーンが見受けられます。相手の両SBの動きがちょうどそこにはまりそうなのが心配。対策はいかに。
攻撃では。
前述のバイス選手が上がった時に、うまく守ってボールを奪ったその瞬間、ピンチがチャンスに。徳島は4-3-3で、その右SBが絞ってカバーに入っているので、右ウイングの後ろに広大なスペースが生じています。カウンターでここをうまく使えれば、一気に引っくり返せます。
そのスペースを好調な江坂さんがひょいっと使ってくれそうな気がします。そのまま点取ってくれてOKです!
さらに切り替えで上回って、菊池&古賀の左サイドコンビがどどどっと攻め上がってほしい!
アンカー1枚だから、その両脇も使いたいですよね。そこに上がってきた手塚君のミドルシュートにも期待です!
シーズン後半突入の一戦!!
勝ちましょう!!
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