小泉君の移籍と偵察栃木vs山口・横浜FCと栃木戦展望
小泉君が鹿島に完全移籍。
鹿島が取るぐらいだから能力には疑いないし、流通経済大柏の出身で地元にゆかりのある選手だったし、惜しいなあと思うのですが。
同時に、ウチの混乱を象徴するような移籍だったなあとも思うのです。ポゼッションサッカーを標榜するチームに真逆の補強を重ねて、混乱を招いた。弱点をカバーするにしても、短絡的。長所が消えたら意味ないわけで。
鹿島には合うんじゃないかな。鹿島はぶれてない。各ポジション、ほしい選手がはっきりしている。活躍してほしいような、されたらつらいような。
さて、気持ち入れ替えてリーグ戦です。2位です! 首位に立ちたいです! ということで、まずは偵察。
2019J2第22節、栃木vs山口は2-1。
先制点は山口。開始早々の8分、CKの流れからシュートブロックされたボールを拾って、右からクロス。これを、ステップバックしてうまくポジション取り直しフリーになった菊池選手がヘディングで決めます。前半はこのまま山口優位でした。後方からどんどん選手が攻撃参加して攻め立てます。
ところが後半になるとがらっと様相が変わり、栃木が押し込む流れに。なかなか点は入らなかったのですが、84分、ボランチのヘニキ選手が右へ展開。受けた浜下選手はクロスを上げるのかと思いきや、一つ切り返してゴール左サイドへ突き刺しました。これで同点。
終盤からアディショナルタイムにかけてはカウンターの応酬となり、スリリングな攻防に。そこで決勝点を奪ったのは栃木。95分、浜下選手が右から抜き切らずにクロス。これを大黒選手が倒れ込みながらダイレクトシュート、ブロックされるもこぼれ球にヘニキ選手が反応、ダイレクトで押し込みました。
前半後半で、本当にガラッと流れが変わった試合でした。
第23節、横浜FCvs栃木は2-1。
横浜FCは皆川選手186cm、栃木はキム・ヒョン選手190cmと大型FWを補強して即投入。目立っていたのは皆川選手で、空中戦には片っ端から勝つし、ポストプレーの質は高い。これはかなりのよい補強と見ました。
栃木の先制点は30分、大島君がペナルティエリアの角でボールを受けて引っ掛けられ、PK獲得。大崎選手が決めました。
横浜FC同点弾は後半に入って50分。皆川選手がペナルティエリア前の競り合いでファールをもらい、そのFKを二―ヤン、レアンドロ・ドミンゲス選手が直接決めました。さすがです。この試合は怪我で出られなかったのですが横浜FCは中村俊輔選手も補強していて、出たらFKは左右の二枚看板。やばそう。
そして逆転弾は70分。ロングボールのこぼれ球を皆川選手が丁寧に落として、斉藤選手がミドルシュート。
激しい球際の攻防戦があった試合は、その中で発揮された細やかな技術の差で決着がついた印象でした。
ということを踏まえて、栃木戦の展望です。
守備では。
浜下選手が調子よく、プレーが切れてる印象です。クロスあり、カットインシュートあり。要注意です。
見ていた2試合では途中から出ていた西谷和選手。この試合では先発復帰? ドリブルに注意です。
横浜FC戦では出場停止だったヘニキ選手。とにかく強い。中盤の奪い合いの所で負けたくない。
攻撃では。
新戦力加入で競争激化。しかし僕はシーズン当初よりオルンガさんのJ2無双推しだったので、オルンガさんのさらなる大活躍が見たいのです。がんばって!
栃木は守備時5-4-1なので、そうすると、ブロックを壊す飛び道具が重要。横浜FCにニーヤンがいるのなら、ウチにはクリスティアーノさんがいますよ! ドカンとFK決めるところが見たい!
前節初登場三原さんが大活躍だったボランチにも注目。ヒシャさん出場停止明けですが、誰が出るんだろう。三原&大谷なら、変幻自在のポジション取りでどんどんボールを回してくれるだろうし、ヒシャ&大谷に戻せば、ヒシャさんの持ち上がりが効いてくる。果たして。
首位争いはまだ団子!
とにかく勝ち点3!!
勝ちましょう!!
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