今週の漫画感想 変身
気がつけばいろいろ差し迫っていた月曜日。心落ち着けるために漫画読む。ジャンプ28号感想です。スレッドでつなぎますー。
『約束のネバーランド』。時空を捻じ曲げる相手の正体はいったい。ますます気になる。
『鬼滅の刃』。無念すぎる死に様と思っていたけれど、そうではなかった!
『ぼくたちは勉強ができない』。やばい。試験が近づいている。
『アクタージュ act-age』。単に作中の設定としてではなく、キャラクターの深みで千世子に勝てない雰囲気が出てきた。ここで勝たなきゃいけない理由の重さ。ここに賭けている想いの深さ。主人公食われそう。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』。水泳対決とコガラシvs雪崩対決の深刻さのギャップすごい。
『食戟のソーマ』。ラスト前。連隊食戟の時には最初に出会ったふりかけだった。そしてラストの料理も因縁の一品。結末やいかに。
『ハイキュー!!』。こちらも伏線効いてる回。旭さんは一度心折れたエース。その背中を守る守護神。いいシーン。
というジャンプ28号感想でしたー。仕事行く前にいくつか終わらせたい。19/6/10
『アクタージュ act-age』。演劇ものの偉大な先達としては、なんと言っても『ガラスの仮面』が挙げられます。
無名の天才の主人公が、はた目から見て圧倒的に格が違う、すでに名を成している人気女優とライバルになる構造は同じ。ただこれは少年漫画の基本構造で、スポーツ漫画とかにはよく使われています。なので、連想したのはここではなくて。
ライバルの方の書き込みが深まっていくにつれ、もしかしてこっちが主人公なのではないかと思えてきてしまったところなのです。
『ガラスの仮面』の姫川亜弓は、大女優と有名監督の娘として生まれ、容姿、家柄、才能と、すべてがそろったライバルとして出てきました。ところがだんだん、その実力が、めっちゃがんばって身に着けたものだと分かってきます。親の七光りとさげすまれるのを自分の力で覆した、むしろすんごい努力の人だった。「ふたりの王女」編辺りでそれはクライマックスに達します。彼女が努力に努力を重ねて身につけたものを、当たり前のように天性の才でこなす主人公。それ極限まで自分を追い込んで立ち向かおうとする。主人公が乗り越えようとするライバルなのに、がんばってほしいと思ってしまう。
百城千世子もそういう雰囲気が出てきました。スターズの天使として、内面が見えないキャラクターとして最初は登場。しかし、その心の内を、ポロリポロリとこぼしてきた。
周りから浮いてしまうちょっと変わった子供で、役者としてしか生きられない。なのに「アイドル女優としての寿命はあと二年ぐらいで、その後飽きられて終わる」とか「王賀美さんの代わりとして育てられた偽物」とか、かわいそう。もともと天使を演じるために全てを費やしてきた。そこにメソッド演技を取り入れようとしている。それは、元天才女優・星アリサが飲み込まれ心を病んだために、自分の事務所の役者にはやらせてこなかった禁断の手法。
これで負けたら、かわいそうじゃないですか。
ちなみに『ガラスの仮面』の「ふたりの王女」では、姫川亜弓が大きく評価され、本人も役と一体化するような新境地を得たと、一見勝利したように見えた次の瞬間、主人公・北島マヤに「役と一体化するのは普通だと思ってた」と全く毒のない様子で言われて敗北するという、めっちゃかわいそうな展開になっています。
千世子さんはどうなってしまうのでしょう。とても気になる。
なんかいろいろ押してる水曜日。心落ち着けるために漫画読む(今週二度目)。マガジン・サンデー28号感想です。スレッドでつなぎますー。
まずはマガジン。『ダイヤのA』。やはりみんな野球に賭けるドラマ持ってる。
『ランウェイで笑って』。ショー本番で種明かし。そしてそれが物語の進路にも関わる、いい展開。
『死なないで!明日川さん』。マスクマン好き女子渋い。しかもエル・ヤタガラスはつま先立ちのきれいなブリッジに高いクラッチのジャーマンを放つ実力者。渋い。
お次はサンデー。『古見さんは、コミュ症です』。まんが日本昔ばなしの話EDにまぎれてても違和感ないw
『天野めぐみはスキだらけ』。のび太と戦える寝つきの良さ。
『ポンコツちゃん検証中』。「なんとかするっきゃナイト」w『古見さんは、コミュ症です』もそうだけど、小ネタの対象年齢が少年漫画としては上すぎるのではないかw
というマガジン・サンデー28号感想でしたー。もう、漫画ばっかり読んで生きていきたい。19/6/12
『ダイヤのA』。こちらも、人生賭けてる人が。父の死を野球に打ち込んで乗り越えた選手。妻に逃げられるほど、野球に打ち込んだ監督。
己の全てを賭けて打ち込んで、そこで対決するから目が離せない。さあ、どうなる。
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