偵察福岡vs大宮・水戸と福岡戦展望
前節の愛媛戦の敗戦は、本当にひどかった。今季最悪の試合から、どう立ち直るのか注目の一戦。まずは偵察。
2019J2第16節、福岡vs大宮は1-1。
先制点は大宮、34分。左CKをダイレクトに入れず、ひとつ戻してファーに送り、その折り返しを菊地選手が決めました。
後半になって78分、福岡同点弾。左SB石原選手が、小さなボディフェイクひとつで縦に突破。クロスを上げるとヤン・ドンヒョン選手が押し込みました。
この試合の後、ファビオ・ペッキオ監督の退任がニュースとなりました。ここまで成績は低迷していたので、実質解任なのかと思ったら、クラブからは監督と心中という声もあったそうです。
前監督の井原さんは、就任初年度昇格POを制してJ1昇格、一年で戻ってきてしまったけれど、翌年も昇格PO決勝進出、次の年はぎりぎりプレーオフに出られない7位という、安定した成績を残していました。その井原さんを切ってまで攻撃的サッカーに舵を切り、そのために連れてきた監督なので、クラブは続投のつもりだった模様。本当に監督側の事情でイタリアに戻ったようです。
ということで新監督・久藤監督で迎えた第17節、水戸vs福岡は4-2。
水戸相手だとロースコアゲームかなと思いきや、ど突き合いになりました。先制したのは福岡で、10分、石津選手のクロスにファーで松田選手がヘディングシュート。
福岡がいい感じで試合に入ったなと思っていたら、ここから一気に水戸のペースになります。怒涛のゴールラッシュ。
15分、浅野選手がボールを受けてドリブル、そしてそのままミドルシュート。45分に白井選手がCB間にそっと置くようなスルーパス、外から回り込んできた村田選手が決めます。58分にはペナルティーエリア内で受けた茂木選手が、横へとボールを運びながら、GK、CBと次々と外してシュート。直後60分、村田選手の落としを黒川選手がワンタッチで裏へ、浅野選手が抜け出して決めました。
水戸と言えばウノゼロのイメージを覆す大量得点です。
福岡は79分、CKの時にもつれてPKを獲得。これをヤン・ドンヒョン選手が決めて1点返すのが精一杯。新監督の船出は黒星となりました。
これを踏まえて福岡戦の展望です。守備では。
石津選手は高いテクニックと思い切りの良いシュートを持っています。遠目からでも打ってくるので要注意。
逆サイドの松田選手も突破力のあるタイプ。ゴール前にも思い切りよく飛び込んできます。
クロスが上がった時の福岡は、ゴール前に3人、4人としっかり人が入ってきます。ちゃんと捕まえること。
攻撃では。
まずウチのシステムがどうなるのか。3バックではなく4バックになるのではないかという予想が濃厚で、注目です。
ボランチ脇のスペースが使えるような気がします。そうすると攻撃的MFに入った人の活躍が重要です。がんばって!
クリスティアーノさんは、前節流れの中でいい点を取ったので、これで呪縛が解けて、ガンガンとゴールにぶちこんでくれるといいのですが。ぜひとも!
取りこぼしを続けるわけにはいかない!!
勝ちましょう!!
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