持ち込み新企画とガンズ新企画と幻冬社騒動
いつも午前中は寝ていて仕事も午後からの夜型人間として生きているので、先週、先々週に午前の仕事が入ったら時差ぼけが発生。どうも頭の回転がよろしくない月曜日。
なのでとりとめない雑記など。
★今月から新しい企画で持ち込みに行っています。
完全に今までとは畑違いのチャレンジなのですが。
漫画家にはどうしてもなりたかったので、人生狂わせるレベルの行動をしましたし、そこから小説家への転身は、自分が一番守りたいものは何かという深刻な問いかけと共にあったのですが。
今回は「これをやったら面白そう」という、かなり軽い気持ちでスタートしているので、なんか自分自身がとても頼りないのです。真面目にはやるけれど、いつも自分の隣にあった決死の覚悟がないよね。
まあ出来上がったものが面白いかどうかだけが重要なので、むしろ重しがない方がいいかもしれない。
★『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE06』発売しております。
そろそろBCCKS以外のネット書店にも並ぶのではないでしょうか。
07をどうするかという話がスタートしており、さらに別の企画も考えなければいけないところ。そもそもの発刊の意義など、いろいろ考えて策を練っています。
★ほんのちょっとだけ関連してるなと思った幻冬社騒動。
社長と作家さんの間のトラブルがネット上で騒がれていましたが。
いつもだったら作家の側に立って、わーっと怒ってる自分が、さっぱり興味を持たずにいるのが不思議でした。でも気づいたのは。
あの批判の根底には、「作家と出版社は二人三脚で、出版文化を作り上げていく同志である。文化的な活動なのだから、金の話が前面に出てくるのは下品である」という感じのフレームがあると思うんですよ。
僕が、それをもう信じてません。なので、遠い世界の出来事のように見えていた。
電子化が進むと、取次の果たしていた金融機能がなくなるので、いつか出るかもしれないヒット作を待つ自転車操業は厳しくなります。出版社の経営が厳しくなれば、よりシビアに作家も見られるはず。売れる作家が重宝され、売れない作家が切られるのはいまでも当たり前だけど、もっと露骨になっても仕方ない。今回の話はこの辺が発端かなと。
なので、自分で自分が売れる作家であるという証明をしなければいけない。そのためにはセルフ・パブリッシングが重要。ということで、ガンズでいろいろ工夫を凝らさなければという話につながっています。がんばらないとね。
さらに話がとりとめなくなってきたので、本日はこの辺で。
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