偵察鳥栖vs湘南・大分とルヴァン杯鳥栖戦展望
一歩後退してしまったあとに迎えるルヴァン杯。ぜひともチームにいい風を送り込んで欲しいところです。
ということで、ルヴァン杯はメンバーが変わるので予想しづらいのですが、今回は力が入っております。まずは偵察。
2019J1第9節、鳥栖vs湘南は0-2。
調子の上がらない鳥栖は、ルヴァン杯勝利を受けて、引き続きの先発。しかし藤田君がファーストプレーで壊れて、パンゾー君に交代。先行きの怪しい出だし。お互い球際には厳しく、気合は入っていますが、形ができている湘南の方が最後まで攻めきれてシュート数が多いという試合展開になりました。
その湘南が点を取っていきます。59分にはペナルティーエリア外からミドルシュート。GKがこれをはじいたところに武富君が詰め、拾ってゴールライン際から中へ折り返し。大橋選手が押し込み先制点。
終了間際89分には前線でこれまた武富君がボールを引き出してキープ、左へ流すと梅崎選手が走り込んでシュートを決めます。これでダメ押し。
鳥栖は個の力のある選手はいるのですが、チームとして統一した攻撃の形ができておらず、狙いがバラバラなので、個々で奮戦するはめに。サポートは一拍遅れ、フリーランニングも少ない。本当に暗雲が漂っています。
第10節大分vs鳥栖は2-0。
カレーラス監督がベンチに入らず、この時点では体調不良のアナウンス。実は解任で、連れてきたコーチ陣もベンチにいませんでした。キャンプの時から守備の約束事がなく、指導力に疑問が的な記事を見たのですが、こういう人事って何が原因で発生しちゃうんでしょうね。
さて昨年も監督解任があった鳥栖は、その時と同じ金コーチが監督代理に昇格。ただ急な話なので、特に改善されたようには見受けられず。選手はがんばって走っているし戦っているけれど、やはり最後のところの狙いが共有されておらずピンボケなので、一手遅い感じになってしまい、ボールが引っかかります。
それに対して、開幕前の下馬評をひっくり返して上位につけている大分は、個の力では劣っているものの組織的に動けていて、いい攻撃を展開。47分、左からクロス。ニアでの競り合いでブラインドになったのか、鳥栖DFのクリアミスが発生。オナイウ選手が押し込みました。
60分には右からのアーリークロス。ニアで鳥栖DFにかすってコースが変わりましたが、それをファーで小塚選手がヘディングで押し込みました。
この後も組織の優位を保ったまま大分が逃げ切り。鳥栖の監督交代の成果はこれからだと思うのですが、さて、どうなるか。
それを踏まえて鳥栖戦の展望です。監督交代の効果が出るとしたら、まずこの試合。でないでほしい(本音)。ウチも結果が欲しい状態なので、相手の混乱を突いて勝ちたいところ。
守備では。
金監督は昨年の終盤にも監督代理を務めているので、まずその時が参考になるのではないかと思います。
そうすると豊田、イバルボ、チョ・ドンゴン選手辺りのターゲットマンは使ってくるのではないか。まずここをしっかり潰したい。
ターゲットマンを中心にまずカウンターの形に戻るのではないかと思います。切り替え速くして封じたい。
鳥栖はルヴァン杯で全とっかえをしていないので、レギュラー格が何人か出てくるような気がするのですが、誰でしょう。現在、クエンカ選手のドリブルが一番の武器だと思うのですが、ずーっと出ずっぱりになってしまうので、出てくるのかどうか。他にも、金崎、小野選手辺りのドリブルも注意が必要です。
攻撃では。
AチームよりBチームの方が、アカデミーっ子の割合が高く、ビルドアップと融合させやすいような気がするのに、今一つうまくいっていない模様。使い分けをしっかり!
そこにオルンガさんがはまれば問題解決なのでドカンと決めてください!
停滞感を吹き飛ばすためには、生きのいい若い選手がポンと出てきて、勢いつけてくれるとありがたい。みんながんばってアピールして!
向こうも勝ちたい、ウチだって勝ちたい!!
がんばれ!!
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