今週の漫画感想 良い話
ゴールデンウィーク突入の土曜日。連休なので発売日早いうえに合併号のジャンプ22・23号感想です。スレッドでつなぎますー。
『約束のネバーランド』。鬼の側の事情が明かされるに従い、謎が減ってそれによる緊張感は薄れてきてた。筋が通り始めて、あとは作戦が成功するかどうかだなと思って読んでたんだけど、ここでまた謎めいた展開に。ほんとに先読みできない。うまい。
センターカラー『鬼滅の刃』。「敵にも事情が」とやると、話が混沌としてきてストーリーが求心力を失うことが多いんだけど、振れ幅大きく、はっきりと描き切って、輪郭を崩さないのは本当にすごい。
『アクタージュ act-age』。長期連載の醍醐味は、積んできたものを使ってさらに膨らませていけることだと思うので、ダブルキャスト編、超楽しみ。これだけキャラ立てた状態で、正面衝突するなんて。
『僕のヒーローアカデミア』。ほんとに業が深い。「私も好きな人に近付きたいよ」という、理屈じゃないところがストレートに来る。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』。霊装結界の破け方がおかしいのは、作品上の都合w
『火ノ丸相撲』。作品的に千秋楽の大一番がこの取り組みなのが素晴らしい。途中で挟まれる星取りを見て、最後に来るはずと待ってた。とても楽しみ。
というジャンプ22・23号感想でしたー。連休の弱点は、気になる話の続きがなかなか読めなくなることだよね。19/4/27
ということで今週はマガジン・サンデーは合併号なのでした。
ジャンプで今週の一押しは『アクタージュ act-age』。新章突入しています。
この前が学園祭という身近な所でのエピソード、さらに最後に天知プロデューサーが出てきたので、また業界側が舞台になるのだろうとは思っていました。MVがYoutubeで全世界に広まり話題になるというところが現代らしくて、ふむふむと読んでいると。
カメレオン俳優・明神阿良也が、天使・百城千世子に宣戦布告したうえに、そんな天使は星アリサ越えを本人の前で宣言。すごいよ、ケンカしか売ってないよ、というダブルキャスト編の始まりでした。
長期連載のいいところは、以前描いたことが積み重なって、それも伏線として使えることです。重要なキャラクターとして、二人とも凄さが存分に描かれていて、さらに千世子が計算され尽くされた偶像からの脱却を目指して、もがいているところも描かれていた。それをここでドーンと使った展開。
他人の経験をも食らい、己の血肉とする怪物、阿良也。人を超えた天使という名のラスボス、千世子。そしてそこに加わる夜凪も、無自覚な怪物です。
もう怪獣大決戦ですよ! めっちゃ楽しみ!
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