偵察仙台vs広島・磐田とルヴァン杯仙台戦展望
敗退が決まってしまったルヴァン杯。しかし、むだにする試合など一試合もありません。ということで、まずは偵察。
2019J1第11節、仙台vs広島2-1。
開始早々の2分、広島先制点。左サイドから柏選手のアーリークロス、ニアへ走り込んできたドウグラス・ヴィエイラ選手が足先でちょんとコースを変えて流し込みます。
この後、仙台がボールを握って攻勢に出るけれど、広島の5-4-1のブロックがしっかりとしてとても堅く、前線になかなかボールが入りません。この状態が後半も続き、広島がカウンターを狙う展開が続きます。けれどここで何度かあったチャンスに決め切れなかったことが、最後に響きました。
86分、仙台が同点弾。右サイド裏へ走った兵藤選手へパスが出て、それをマイナスにリターン、ハモンさんがミドルシュート。DFに当たってゴールに吸い込まれました。
そしてアディショナルタイムの93分、ハモンさんが広島のビルドアップをつぶしてボール奪取。石原崇兆選手がちょっとボールをキープして、ペナルティエリア内の松下選手へ送るとターンしてシュート。
ほとんどラストプレーの劇的大逆転勝利となりました。
第12節、磐田vs仙台は2-0。
順位が近い同士の対決。下位から脱出するためには、お互い負けられない戦いです。そしてそれを制したのは磐田でした。
19分、先制点。GKカミンスキー選手からのロングキック、これを仙台DFが落下点に入ることができず、弾ませてしまいます。これを拾ったアダイウトン選手が、中山選手とパス交換してリターンをもらい、GK脇を抜くシュートを決めました。
34分、追加点。左サイドで、柏レイソルアカデミー出身の荒木君とアダイウトン選手がパス交換、荒木君がディフェンスライン裏へパスを送り、抜け出してそれを受けた中山選手がニアから体をひねってファーへのシュートを決めました。うまい。
この後時間が経つにつれ、磐田のカウンターが冴えまくる展開に。磐田の完勝となりました。
さてこれを踏まえて仙台戦の展望ですが。例のごとく偵察したけれどもルヴァン杯ではメンバーが変わるので、僕の気分が盛り上がっているだけ。ただし、仙台はサブ組にも実績のあるベテランがいたりするので、強敵なのは確実です。
守備では。
まずFWに入ると思われるのは192cmの長身、長沢選手。ここはしっかり潰したい。
それとコンビを組むであろう石原直樹選手の鋭い飛び出しも要注意です。
またシャドーか中盤に入ると思われる兵藤選手は、幅広く動き回り、二列目からの飛び出しもあるので要注意。
特にですね、ここでウチのDF陣の中から注目したいのは、出場が予想されているCBの中川創君。高校の時にはずっと年代代表に入っていたのに、木曜初戦のU-20W杯の代表からは漏れたんですよ。悔しい。それをクラブで晴らしてほしい。ここは一発J1出場経験が豊富なベテランたちを、バシッと完封してほしい。
攻撃では。
前節は勝ち上がりがかかっていて負けられない一戦ということで、Aチームで出ていましたが、勝ち上がりのなくなった今節はまたBチームに経験積ませるのではないかと思われ。
そうすると、前述の中川君とともに、両翼の宮本君、田中君にもがんばってほしいですね。この二人も代表経験あるけれど、U-20W杯に届かなかった。三人とも、ここから大逆転して東京五輪ですよ!
そして中央からパスで崩せる選手がいたらいいなと思うので、手塚君の調子が上がってきてほしい!
さらに、ガブリエルさんがすっこんとゴールを決めてくれたら、リーグでも呪縛が解けそうな気がする!
ルヴァン杯ラストゲームを意義あるものに!!
勝ちましょう!!
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