偵察大宮vs山口・栃木と大宮戦展望
上位対決連戦の二戦目は大宮です。ここで勝って、勝ち点並びたいところ。まずは偵察。
2019J2第13節、山口vs大宮は2-2。
山口は前節から先発メンバー5人変更。工藤君が先発から外れました。しょんぼり。
先制点は、そんな山口。36分、右サイドでFK獲得。そのボールがゴール前を抜けていき、川井選手がヘッドで押し込みます。
その後、大宮優勢で試合は進むも、山口GK山田選手のビッグセーブもあり、なかなか点が取れません。そこで後半に入った67分、大宮二枚替えを敢行。DFを一枚削って4バックにし、中盤の人数を増やしてパスの起点を増やします。そしてこれが見事に得点に結びつきました。
71分、右サイド茨田君のスルーパスに裏に飛び出したSB奥井選手が折り返し。ファンマ選手が押し込みます。
そしてまるでひっくり返したかのように逆サイドで同じ形で、83分。バブンスキー選手から左サイドでスルーパス、SB河面選手が飛び出してグラウンダーの折り返し、小島選手が押し込みました。
しかし大宮は最後に逃げ切れず。91分、山口・田中パウロ選手のカットインに大宮DFが飛び込んでしまい、PKを与えてしまえます。田中選手がしっかりこれを押し込んで同点。
終始優勢に進めうまい形で逆転した大宮でしたが、勝ち点2を落とす結果となりました。
第14節、大宮vs栃木は0-0。
栃木は大島君が先発から外れています。しょんぼり(2回目)
前半から大宮がボールを握って攻めたてる展開。シュート数にいたっては前半だけで、13対1。しかし栃木は粘り強くよく守って、0-0での折り返し。
後半に入って大きなターニングポイントがやってきます。55分、ファンマ選手の突進を止めようとした栃木DF藤原選手が赤紙退場。栃木が10人になります。もともと押し込まれていた栃木は、むしろこれでやることがはっきりしてガチ引きになりました。
大宮はそれに対して交代でシモヴィッチ選手を投入。4バックにして前線はツインタワーに。しかしパワープレーに出たはずのわりには、周りの選手に強引さがなく、クロスの精度も出ず、攻めあぐねる展開に。
このまま栃木逃げ切りとなって、大宮はまた勝ち点2を落としました。
ということで、これを踏まえて大宮戦の展望です。いわゆる6ポイントゲームというのもあるのですが、J2の中では予算規模が大きく上がって当然の両チーム、上位につけているけど最近勝ち切れない、と似たような状態。本当に譲れない試合です。
守備では。
まずは188cm90kgの大型ターゲットマン、ファンマ選手を抑えたい。真ん中だけではなく、けっこう両サイドに流れてボールを引き出す動きもします。3バックでしっかりと手渡して潰したい。しかもサブに199cmシモヴィッチ選手がいるという豪華メンバーです。交代も注意。
シャドーに入っている大前選手は昨年の得点王。ドリブルシュートに注意。今季はあまり点が取れていないのですが、気をつけたいのはセットプレー。かなり高精度のボールを蹴っています。
シャドーのもう一角は茨田君。パス能力の高さは相変わらずです。茨田君が下がってボールを受け、ワイドの奥井選手が飛び出して、そこにスルーパスというのが大宮の必殺パターンになっています。要警戒です。
攻撃では。
とにかく課題は明確。チャンスは作れているので押し込むだけ。
オルンガさんは毎試合、シュートはたくさん打てています。とにかく押し込んでほしいです!
クリスティアーノさんの力みが抜けてくれればなー。1つ取れれば呪縛もなくなると思うのですが。
ルヴァン杯仙台戦で瀬川君は点を取ったので、それがきっかけにこの試合も点を取ってくれると嬉しい。
昇格のためには負けられない!!
勝ちましょう!!
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