続ハーメルンのバイオリン弾き 12
続ハーメルンのバイオリン弾き 12 (渡辺道明・著)を読みました!
オルゴールの仕掛けた断罪の天秤により、罪深さを測られることとなったサイザーとスラー博士。しかしサイザー自身が持つ罪の意識は深く心の奥底に根を張り、自らの断罪を望んでいた。
サイザーを救おうとする皆の努力もむなしく、事態はどんどん悪化していく。さらにライエルがヴォーカルに殺され、全ての救いがなくなったように見えた時、再び登場したのは仮面の男。その仮面の下には……。
愛の勇者ライエル登場ということで、このステージがサイザーの拭いきれない過去への悔恨と恐れであったと判明。ではそれを救えるのが誰かといえば、それはライエルさんに決まっています。
この物語は本編とシェルクンチクの間を埋めるお話で、ハーメルとフルート、ライエルとサイザーが結婚していることはわかっていたわけですが。ではそのプロポーズの詳細はどうだったか、ということが描かれたわけですね。
本編でもさんざん他者のために戦う様子は描かれてきたのですが、つくづくライエルは偉いなあと思います。
さあ、まだまだ救われていない人がいるけれど、次は……?
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