vs水戸 数字どおりに
2019J2第14節、vs水戸は0-0。
この試合まで失点数の少なさでリーグ2位のウチ(7失点一試合平均0.54)と1位の水戸(5失点一試合平均0.38)の試合は、データどおりにスコアレスドローとなりました。
スコアレスなので一見また得点力不足という課題を引きずっているように見えますが、この試合について言うと、水戸の守備が非常によかった。
他の試合では、いい体勢で利き足でフリー、コースもきちんと開けているのに、GK正面とか、ふかして枠を外すとか、「それは決めないとおおおおうああああ!!!!」と、僕が映像見ながら絶叫するシーンがあり、だから「呪われてるのかな……」と思っちゃうわけですが、今日はそういうのではなかった。
水戸の守備陣はカバーも怠らずスライドも速く、前半はシュートを3本に抑えられ、後半は積極的に打って最後17本まで増やしましたが、シュートコースの選択肢があったというシーンは1本か2本ぐらい。例えば後半の、瀬川君が切れ込んでのシュートは、左右からDFが寄せてきていてコースを限定、GKが予測しやすい状態でした。こうした細かいところをサボらない守備が、リーグ最少失点の秘訣ですね。
もちろん、オルンガさんの胸トラップボレーとか小林君のミドルシュートとかズバッと決まってくれてたら拍手喝采大喜びですし、そういうきちんと守ってるはずの守備を上回る攻撃がチームには必要だと思うので、がんばってほしいです。あそこまでスーパーなシュートじゃなくてもいいから、クロスの精度がもうちょっと上がるといいな。
スコアレスのわりに僕が落ち着いているのは、ちゃんと改善点があったからでもあります。気になっていたウチの守備の仕方について今日は変化があって、前からのプレスはほどほどにまず5-4-1のブロックをかっちり作るやり方に変更。ぐっと安定感が増しました。基点となる水戸FWの清水選手も潰せていたし、ほぼ満点の出来栄え。3バックでは、この守り方のほうが安定すると思います。
あとこの方が、守から攻への切り替え時に前にスペースがあって、カウンターが効きそう。そういう相乗効果も出てほしいですね。
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