偵察琉球vs山口・千葉とFC琉球戦展望
2019J2第6節琉球vs山口は2-2。
琉球の試合を見るのは初めてです。ユニフォームのシーサーの柄かっこいい。
試合は、入りの時点では、山口が琉球のビルドアップにプレスをかけていき優勢。ですが、しばらくして慣れてきた琉球がボールを回せるようになって、互角の展開が続きます。
先制点は琉球です。後半に入った52分、シュートがディフェンダーに当たって高く上がったところ、ゴール前でいいポジションを取っていた鈴木選手が頭で押し込みました。
それに対して山口のFW工藤君がやり返します。56分、前からのプレッシングでGKまで追い、一瞬もたついたキーパーの足元からボールを奪うと、無人のゴールへ流し込みました。山口の2点目も工藤君が起点です。58分、パスミスを奪ってドリブルで運び、右へ展開。田中選手がクロスを上げて佐々木選手が決めました。
このまま山口が逃げ切るかと思われた試合ですが、終了直前89分、琉球に同点弾が生まれます。河合選手のアーリークロスに、鈴木選手がニアでダイビングヘッド、しかもファーにすらしたかなり高度な得点。見事なゴールで琉球が勝ち点1をもぎ取りました。
次節偵察とは関係ないのですが、山口で工藤君はフィットしてるかなと注目してました。工藤君はポジショニングや駆け引きで生きる人で、すごい個人技で一人で打開するタイプではないので、いいパスをもらえることが活躍の前提です。ただ、あまりいい形でボールが入っておらず、まだそういう相棒が見つかっていないのかなと思いました。
第7節、千葉vs琉球は1-0。
千葉は開幕から調子が上がらず大量失点の試合も続き、第5節で新監督へ。立て直している最中です。帰ってきた佐藤寿人選手が先発です。
そしてその寿人選手が、さすがのゴールを見せました。後方からのボールをヘディングで落とし、そのボールが右、左と展開される間にポジション取り直し。CBから離れてフリーになる、さすがの動きで、やってきたグラウンダーのクロスを押し込みました。
琉球にもいくつかチャンスはあったのですが、全体として見ると千葉の完勝です。増嶋君を中心にディフェンスの強さも出てきてるし、タレントはけっこう揃っているので、ここから調子を戻して、上がってくるのではないでしょうか。
琉球は、千葉のハイプレスをあまりうまく剥がせなかった感じで敗戦。
ということを踏まえて琉球戦の展望です。
守備では。
得点源の鈴木選手は、現在7試合8得点で、J2得点争い断トツのトップです。千葉戦でも、FKに対してニアに飛び込み合わせるいい動きを見せていました。あれは警戒が必要。
河合選手がスピードの乗ったドリブルを見せていて、印象に残りました。他にもスピードのある選手がいるので、パスに織り交ぜてくるその部分はしっかり注意したいところ。
琉球はビルドアップ志向なので、前から行ってそれを制限し、さらに引っ掛けることができれば完璧。
攻撃では。
ビルドアップ志向の琉球には、ウチの攻撃陣の特徴が生きるはず。
まずは何といってもオルンガさんです。今節もよろしくお願いします!
クリスティアーノさんも、ドッカンと決めちゃってください!
前節先制点は瀬川君のカットインシュートからでした。今度はあれを決め切って!
前節をスタンダードに!!
勝ちましょう!!
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