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2019/04/10

偵察仙台vsC大阪・鳥栖とルヴァン杯仙台戦展望

連戦続く中のルヴァン杯。ちょっとチームが停滞気味なので、ここでいい勝利が欲しいところ。まずは偵察。

2019J1第5節、仙台vsC大阪は0-2。

いきなり余談ですけれど、3/30の試合で、もう春だというのに、雪が舞う寒そうな試合。後半にはその雪が積もりピッチが白くなってしまったために、カラーボール投入。そんな天候だというのに、C大阪のヨニッチ選手と都倉選手は最後まで半袖で、寒くないのかなととても気になったのでした。

さて試合の感想。仙台はこの試合の時点で最下位。オフシーズンの選手の出入りが多かったために、とても苦戦している印象。ですがこの試合の前に代表の活動による中断期間があったので、そこでだいぶ修正してきた様子です。いい感じで試合に入っていました。

しかしそれでも先制点はC大阪。35分、ちょうどその直前にピッチサイドのレポーターから、ハモンさんが右サイドウイングバックの裏にパスをくれと要求していると伝えていたのですが、システム的にミラーゲームだったこの試合、仙台に対する狙い目もそこでした。仙台左サイド裏へ抜け出しグラウンダーのパス、それを都倉選手が決めました。

2点目は後半72分、仙台のビルドアップを潰しボールを奪ったC大阪、清武選手から田中亜土夢選手とつないで追加点。このまま逃げ切りC大阪の勝利となりました。

3-4-2-1同士のミラーゲーム、がっぷり四つだったこの試合で、最後の部分で個の力の差が浮き彫りになってしまった印象でした。

第6節、仙台vs鳥栖は3-0。

ここまで調子の上がっていない両チームの対戦。若干上向きの軌道を確定したい、重要な一戦です。

その試合をものにしたのは仙台でした。先制点は15分、奪ったボールをシンプルに右サイド裏へ。吉尾選手がクロスを入れ、ジャーメイン選手がヘディングで決めました。

2点目は54分、鳥栖のバックラインに戻すパスがぶれ、それを吉尾選手が奪ってシュート、ポストに当り跳ね返ってきたボールを兵藤選手が詰めました。

3点目は試合終了直前にハモンさんです。実は83分にPKのチャンスで失敗しており、決め直しの得点。ディフェンスラインの前でパスを受け、巧みなダブルタッチでラインを突破すると、ゴールへ流し込みました。

敗戦となった鳥栖はタレントはいると思うのですが、どうもまだ噛み合っていない印象でした。

それを踏まえて仙台戦の展望です。

連戦が続いているウチは、先発総入れ替えが予想されます。仙台の方も入れ替えてくるのかなという感じですが、ただ仙台はこの前の試合までに若手がけっこうスタメンで出るようになっており、するとこの試合では、実力派のベテランが出てくる可能性が高い。難敵だと思います。

守備では。

現在の仙台は3-4-2-1のシステム。1トップに入るのは長沢選手ではないでしょうか。清水、G大阪で鳴らした長身FW。基点になるので潰さなければいけません。エアバトラーとしての能力の見せ所、上島君に期待です。J1で実績のある選手を潰せれば、スタメン奪取が見えてきます。がんばって!

2シャドーには、阿部選手、リャン・ヨンギ選手、関口選手と、実績のある選手が候補に挙げられます。しっかり抑えたい。

リャン・ヨンギ選手のセットプレーも要注意です。

攻撃では。

先発総入れ替えということで予想してみると、アカデミーっ子が半分ぐらい出るのではないか。Aチームでは速攻頼りになってしまっているところ、変化をつけられそうな気がします。つないでいって、どう相手守備ブロックをこじ開けるか。

特に手塚君に期待。ここでアピールしてスタメンに返り咲き、ビルドアップの受け手、そしてパスの出し手として、チームに変化をもたらしてほしいのです。がんばって!

ネルシーニョ監督に高く評価され、リーグ戦でも出番を得ている細谷君。FWとしてはそろそろ得点が欲しいところ。ここでズバッと決めちゃってください!

そしてアウトサイドの裏をとってのクロスを、江坂さんがドカンと決めてくれれば完璧!

グループ首位を目指す戦い!!

がんばれ!!

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