書くための勇気
日本独立作家同盟改め、HON.jp主催のイベント「『書くための勇気-「見方」が変わる文章術』(晶文社)出版記念セミナー」に、お手伝いにいってきました。
川崎昌平さんの出版記念トークイベントです。川崎さんのトークは、まさに立て板に水というかマシンガントークというか、全くよどむことなく、とても面白く、とてもわかりやすいお話でした。
書き続けるためには色々と勇気が必要だという内容。例えば今、川崎さんは漫画も書かれているのですが、お勤めをしながら描くためには、もう思い切って線を減らす勇気が必要だと割り切った絵柄で描かれています。例として、しっかりした描き込みの漫画とご自身の絵を並べてお話ししていましたが、僕は現場にいただけに、そこに突っ込まれた労力がよくわかります。世の中にはすごい速度で超高画質のスーパーアシさんがいるけれど、僕だったら確実に、一コマに一日かかる。
そこを割り切らなければ、確かに書き続けることはできません。実際僕が、漫画の同人誌も描かなくなっているのは、他の仕事しながら、かつ商業チャレンジの小説の原稿書きながら、見れるレベルの原稿描こうとすると全然進まない、という状態だからですしね。おまけ漫画ですら、GWの連休頼りなんだよ(^^;;)
また書き続けるためのモチベーション維持のために、主導権を自分でしっかりキープすることについて力説されていたのも印象的でした。これまた僕は、漫画で、主導権を手放さなければいけなくなってしまう現場を見ているだけに、共感できるポイントでした。
このたび出版されたのがこちらです。
会場で大人気で持ち込んだ本が、あっという間にはけていました。すごい。
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