偵察岡山vs岐阜・福岡と岡山戦展望
今節は岡山と対決。元レイソルの有馬監督に、アカデミー卒の仲間君とゆかりのある人がいます。まずは偵察。
2019J2第3節、岐阜vs岡山は2-1。
岐阜の先発に会津君、岡山の先発には仲間君。レイソルアカデミー卒の先輩後輩対決です。会津君はアンダー代表に呼ばれていたけれど、トップ昇格ならずに筑波大へ進学、今シーズンプロ入り。右ウィングが本職なのですが、この試合は左SBと、ウチのアカデミーっ子の戦術理解の高さを見せていました。
先制点は岐阜30分。岡山左SBがロングボール対応時に中途半端なバックパス。これを岐阜の山岸選手がさらってクロス、GKも中途半端な飛び出しをしていて、ゴール前ががら空き。デ・フリース選手にヘディングで決められました。
岡山の同点弾は53分、イ・ヨンジュ選手にパスが入ったところから。ダイレクトでゴール前へのパスを岐阜がクリアしますが味方に当たり戻ってきてしまいます。これを上田選手が丁寧に落として、イ・ヨンジュ選手が決めました。
しかしせっかくの同点弾もふいに。66分、岐阜・山岸選手がまた高い位置でさらってクロス、デ・フリース選手がもつれるように突っ込んでいって、岡山DFオウンゴールの決勝弾。
会津君は密集のパス交換の中で高い技術を見せ、仲間君は縦横無尽に走ってボールを受けて活躍。個人としては二人ともいいところを見せていた、そんな先輩後輩対決は、チームのミスが響いて後輩に軍配となりました。
第4節、岡山vs福岡は2-1。
この試合もアカデミー卒先輩後輩対決です。福岡の左SBが輪湖君です。ぶっちゃけ僕、輪湖君放出されたのいまだに納得いってないんですよね。結局左SBの後釜、定着してないですからね。
さて、試合は岡山が先制、15分。上田選手のFKが、逆風を切り裂いて鮮やかに決まります。前半はプレスがはまり岡山ペース。
後半になって福岡も盛り返し、53分、同点弾。左から松田選手のクロス、ヤン・ドンヒョン選手がボレーで決めます。
そこで試合を決めたのが、この試合も縦横無尽の活躍をしていた仲間君。65分、ボールキープからライン裏へのスルーパス、これをイ・ヨンジェ選手がシュート、跳ね返りを仲間君が詰めました。
2戦続いてのアカデミー卒先輩後輩対決は、この試合も後輩の勝利でした。
さて、これを踏まえて岡山戦の展望ですが。
ウチの方にいくつか問題が。代表ウィークなのですが、J2からは代表選手出ないでしょという感じでスケジュールが考慮されていません。そこで中村君が招集されて、欠場決定。そして、来日以来、抜群のボールハント能力を披露していたヒシャルジソンさんが、勢い余って毎試合黄紙コレクションで最短の累積警告欠場。さらにオルンガさんが負傷欠場です。前線は山崎さんに加え、村田さんも離脱したそうで、人手不足気味。
チームの層の厚さが試されています。みんながんばってー!
守備では。
岡山は長らく堅守速攻のイメージなのですが、その土台は生きています。2トップ先発はイ・ヨンジェ選手を中心に、齋藤選手かレオ・ミネイロ選手か。さらにベテラン赤嶺選手も控えています。みんなパワーとスピードのある、ロングボールを生かせる選手。まずここをしっかり潰したい。
そして仲間君です。アカデミー卒の選手と対戦する場合、ウチから外へ出た人との対戦が多く、そういう場合は複雑な気持ちなのですが。仲間君はトップ昇格はできず、熊本でプロデビュー。讃岐、岡山とJ2を渡り歩いてキャリアを積んできました。
そんな仲間君は、現在岡山の攻撃のカギとなっていると言っても過言ではない。引いて守備に貢献したかと思えば、ライン裏に飛び出し、左右にも幅広く動いてボールを引き出しています。巧みなボールキープでためを作り、パスを出し、さらにはゴール前に飛び込んでシュート。ほんとに縦横無尽の活躍で、とても厄介な選手に成長しています。
こつこつがんばったんだなあと、とても感慨深い。そんな仲間君は日立台初凱旋だそうです。感慨深いけど、恩返し弾は嫌だ。この試合、バイタルをカバーするウチのダブルボランチが、大谷&手塚か大谷&小林が予想されていて、とにかくアカデミー卒直接対決です。負けないでええええ!
さらに上田選手のセットプレーのキックは質が高く、要注意です。
攻撃では。
記事を眺めていると、前線三枚の並びは前節と同じ予想なのですが。
右に入った瀬川君が今一つ持ち味出ていなかったので、並びを変える選択肢はないのかな。右サイド攻略が一つ鍵ではないかと思っています。
誰が入るにしろ小池君との連携で崩して、クロスをドッカンという形を希望!
前節に引き続き、セットプレーでも点を取りたいですね!
総力戦だよ!!
勝ちましょう!!
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