作家とコミティアとネット宣伝
日曜日にコミティアに遊びに行きました。知り合いの人の所を訪ね、打ち上げにくっついて行って、美味しいもの食べて帰宅。楽しかった。
ほんとは、今年から少し時間の余裕ができたので、またコミティアに出ようかなと思っていて、文芸ジャンルの市場調査という目的もあったのですが(以前は少年漫画)、楽しくおしゃべりしているうちに時間がなくなりました。一応ちょろっとだけ眺めてきた。
そんな長話になったのは、やはり物書き同士なので色々とそっち方面の話になって、興味深い話題が出ていたからです。
一つ目が、漫画の宣伝の仕方について。
やんむらさんの所に遊びに行きました。やんむらさんとは同じ仕事場で一緒に働いて以来のお知り合い。
僕は、同じ釜の飯を食ったお仲間の宣伝は手伝わないとと、Twitterでみんなのリツイートをしたりしてます。世に広めるのは本当に大変だというのは、自分も身にしみてわかるので、少しでも助力になれば。
やまさんはそこで、連日漫画を上げていて、僕も見習わないとなーと思っているのです。
ちょうど、Twitter上での漫画の宣伝について、ちょっと話題になっていました。こちらはよくまとまっている記事。最近ツイッター上で、漫画をそのまま連投する宣伝方式があって、それに対して賛否があるというお話。
山さんのはツイート連投ではないけれど、タイトルをわかりやすくする辺り、この流れに沿ったもの。
書き手の側からすると、書く人はプロアマ問わず本当にたくさんいて、何もしなければ埋もれていくのは必至なので、本当に宣伝が大切。そういう中で、みんな一生懸命工夫して出てきたやり方なんだよねということなのですが。
色々と試しながら、だんだんやり方も洗練されていくんだろうと思います。
僕はとにかく、作品も宣伝も量が足りてないので、もっとがんばらなきゃいけないなと思いました。
もう一つ面白い話題だったのは、同人活動と電子書籍について。電子書籍にしないの? という話になって。
漫画の場合、同人活動のシステムがしっかりと出来上がっているために、あまりセルフパブリッシング云々という形の話題になっていません。そもそも同人誌を出すのだって、定義的にはセルフパブリッシングですから、もう形ができているなら、わざわざ新しい名前をつけて乗っからなくてもいい。電子で出している人はいるのですが、「セルパブ」と呼ばれてないんですよね。
僕は日本独立作家同盟に参加している人ですが、文章書きを中心としたセルフパブリッシング関連の動きと、漫画の同人誌の動きが、本来同じことのはずなのにまったく別大陸という感じで乖離しているなあとは常々思っているところなのです。
そんなことを考えているので、実際に同人誌を電子書籍で出すかどうかという話が出て、でもやっぱり紙で集めたいよねーというコレクター気質の話になったり、電子本の値付けが難しいよねという話になったりすると、とても興味深く聞けたのでした。
僕自身は、今度はBCCKSのオンデマンド本を持ち込んで、在庫レスで活動するのではないかと思います。電子も紙も一気に作れる。現在各話ばらばらになってるのをまとめる単行本作業中で、挿絵の枚数をどうするか悩んでいるところ。挿絵というか、挿し漫画?
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