ジャンプ8号感想 邂逅
今週の仕事前準備が大変だと気付いて、すでにへばっている月曜日。ジャンプ8号感想です。スレッドでつなぎますー。
表紙&巻頭カラー『約束のネバーランド』。ようやく出会えた。よかったなあ。喜びを十分に描き、それと同時にエマの耳で、これまでの困難を想起させ、さらに重要情報開示予告で引きを作る。この感情を揺さぶる情報密度はさすが。
『アクタージュ act-age』。ここで回想はちょっと意外。それだけにどうなるのか目が離せない。
『鬼滅の刃』。まさに全てを賭けた渾身の一突き。通じるか。
センターカラー『ぼくたちは勉強ができない』。苦労人の成幸にも夢が見えてほしい、最近の展開。人と触れ合い、人は変わる。
『火ノ丸相撲』。高校の因縁を伏線にしているのは、火ノ丸だけではなかった。その重み、ずしりと来る。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』。あの兵藤に同情されるレベルの女の戦いw
『思春期ルネサンス!ダビデ君』。泣きべそメリーさん、ちょっとかわいいw
というジャンプ8号感想でした。アイロンもかけねば。19/1/21
テレビアニメが放送開始となりました、『約束のネバーランド』。
仕事の行き帰りの乗換駅に、内閣サイバーセキュリティセンターとのタイアップポスターがドドドーンと掲示されていまして、人目を引いています。駅のホームからつながる広い通路の中に立つ何本かの柱に、デジタルサイネージ看板が取り付けられていて、そこにずらっと写っているのです。ずらりと並ぶエマたちの絵は、盛り上がりを感じさせます。
そして、作中もとても盛り上がっていまして。
とうとうノーマンとの再会と相成りました。
何度も書いていますけれども、僕は面白さとは人の心を揺さぶることだと思っていて。
その観点から見ても、この回の出来は素晴らしい。
信じられないという表情でタメを作り、見開きの大きな絵で抱きついて喜びを存分に描いた後に、ちらりとエマの耳に触れてこれまでの困難を思い出させる。
そしてその次の大きな見開きは、新しく出会った仲間を含めた大家族。困難だけではなく、よい出会いもあったのだということを見せます。
そしてレイの行動でハッとさせ。しかる後にまた喜びを。ストレートなエマの表現に比べて、性格の出ているからめ手で。
落ち着いてから説明をしていたかと思えば、最後にとても大きな謎をほのめかして、次回へ引っ張る。
異常事態に死ぬかもしれいないという、サスペンス的な緊張感で作られているだけでなく、このような喜怒哀楽を取りませて、読み手の心を揺さぶり続けるところがとてもうまいなあと思うのでした。いい漫画だ。
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