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2018/12/08

ジャンプ1号感想 僕の言葉で

毎年のことなんだけど、ジャンプのナンバー見てぞっとする、12月初頭の月曜日。ジャンプ1号感想です。「1号」です。スレッドでつなぎますー。

『アクタージュ act-age』。役柄と一体化し潜っていく夜凪の即興芝居は、カムパネルラの心の叫び。アキラ視点で見ていたので、試練としてとらえていたけど、同化している夜凪から見たらそういう問いだった。切実な表情にドキッとした。

それが、役と全く同化できず計算ずくの演技しかできないアキラの心に届く。立ち上がるところで、椅子をがたっと揺らしてしまう演出。それまで完璧に肉体と芝居をコントロールしようとしていたアキラが切り替わったことを表している。それを驚きの目で見る千世子もいい。

自覚のない嘘吐きは不幸と言われていた。嘘がなくなったアキラの芝居。上滑りに悩んだ前回が嘘のように、アキラのセリフが舞台を照らす。不器用で愚直で、だからこそセリフが人の心に届く、すばらしいバイプレイヤー。役とアキラが一体化した瞬間。

『約束のネバーランド』。みんなのためにがんばらなければと張りつめている主人公が、成長した子供たちに救われる、とてもいいシーン。好き。

センターカラー『ドラゴニル』。新連載ウィークなので一挙に2作品なんだと思って読んでたら、こちらは読み切りだったという勘違いをしましたが。でも第一話として読んでもいい感じなので、このままいってもいいのでは。

『思春期ルネサンス!ダビデ君』。おや、こんな新展開。

『ぼくたちは勉強ができない』。えっ!ウソでしょ!そっち行くの!?

『火ノ丸相撲』。見開きで高校に戻るところ、とてもいい絵。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』。乙女なアップの前のページの、言い訳台詞に回想がかかってるところが、いい演出。

というジャンプ1号感想でした。もう1年経つの、早すぎる。これではすぐに死んでしまう。18/12/3

『アクタージュ act-age』。アキラ君が花開きましたよ!

ツイッターの感想は、だいたいいつも各作品1ツイートずつなのに、興奮のあまり3ツイートにわたっています。いやあ、ほんと、書いた通り。すごくいいシーンでした。

才能と努力については他人事ではないので、ものすごく感情移入して読んでいました。阿良也のような、何でも演じられる器用な天才にはなれないけど、個性を生かしたポジションを得た。よかったなあ。

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