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2018/12/07

スマホと餅つき

このあいだ歩きスマホで原稿を書く話を記事にしました。

その後結局、往来の多いところだと、顔が上がっていても危ないのではないかというのと、車の音のせいで入力精度が悪く、家に帰って清書しようとしたら謎の暗号文になっていて、これなら最初から手で打って入力した方が早いという状態になっていたので、場所を考えるようになったのですが。

その結果「歩いてないスマホ音声入力」が、増えました。

直近のブログは、目の前にノートパソコンがあるのに、スマホで音声入力しております。

なんでだろうと考えていて、ふと気づいたのは、リズムがいいこと。

今のスマホは今年になってから代えた二代目で、以前のスマホでもたまに音声入力していたのですが。

それに比べて性能が上がっている。タイムラグが減った。

音声入力した後に、「ぽん」と音が鳴って文章が出てくるのですが、このタイミングが早くなりました。

そしてそれが、臼で餅を突くときの、突き手と返し手のような感じで、「ぽん」「ぽち」「ぽん」「ぽち」と、リズムよく心地いいのです。ということで、タイトル。

以前「時間がないので、有効活用するために音声入力」と書いたのは、結局、「仕方なく」の域を出なかった。「歩きながらアイディアを思いついた時」ぐらいに落ち着いて、小説の本文を思いついた時には、立ち止まり、手書きのメモを取っていました。

反応に間があると、そこで思考が途切れてしまう感じがして、あまり文章が進まなかったのです。

でも、心地よい餅つきリズムは、むしろ、文章が出てくる。しゃべっている間に調子が上がってくる感じがあります。

さらに僕は文章の推敲も嫌いじゃない。というより、だんだんと直って整っていくのが楽しいので、音声入力の多少の精度の悪さも楽しめる。暗号文解読は無理でしたけどw

ということで、今日のこのブログもコタツに入りながらの音声入力からスタートしています。

これは先端テクノロジーの進歩を実感しているという話ではなくて、テクノロジーが成熟した結果普段の生活風景に溶け込んでいるということですね。

六畳和室の仕事部屋で、コタツに座椅子でだらっとしながら音声認識テクノロジーを使う執筆生活。冬本番を迎え、そろそろこれに、みかんもつくよ。

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