COMICリュウ9月分 追体験
『セントールの悩み』。足4本のサッカーは見ごたえありそう。
『あせびと空世界の冒険者』。身体は戻っても記憶は戻らず、そういう意味では姉は死んでいるわけで、家族の記憶も共有できない哀しみは大きいんだろうなあ。
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』。ふりかけはドン引きw
『ねこむすめ道草日記』。お姉ちゃんなところがいい絵。ほっこり。18/10/1
COMICリュウのweb移行は、僕にとってはここまで、紙とwebの違いを再確認させるものとなっています。最初からwebのサービスと違って、比較しやすい。
その中で見えてきたのが、読むタイミングの問題です。紙の本は書店が情報プラットフォームで、そこを覗く習慣ができていたので、発売日が決まっていれば見落とさない。
それに対して、僕はweb発漫画の単行本を買ってたりはするのですが、サイト自体を定期的にチェックする習慣がついてないことに気づきました。今のところ更新日をけっこうけろっと忘れてて、あとでまとめて見る形になっています。リュウは感想を書いていたので、見なければとなっていますが、他サイトだと本当にチェックしていないのです。
これは多分に僕自身の個人的な問題なのですが、意識してみると興味深いことです。紙の本の場合、僕は、部屋の壁は全部本棚、押し入れも本に占領され、さらに部屋の中に本が詰まったカラーボックスが積まれていて、そこからあふれた積読山脈まで形成されている、重度の読者です。本屋に足繁く通っていて、雑誌もぼんぼん買っていたし、読んでいない雑誌の漫画も表紙買いとかしてた。
ところがデジタルになると、デジタルネイティブの若者にとっては当然の読書習慣が身についていない。本読みではない人の側に立っている。すごい話題になった作品をちょっと覗いてみるだけ。幼少のころ、意識することなくいつの間にか起きていた読書習慣の獲得を、意識して今、追体験しています。……追体験なのかな。獲得しないかもしれないぞ。
webサービスを定期的にチェックする習慣をどう作るのか。表紙買いのような偶発的な出会いをどう作るのか。さらには、作家さんのツイッターを追っていたりすると更新を見落とさないのでしょうが、それはかなりのファンの行動パターンです。ではそのフォローはいつ獲得するのか。
そう考えていくと、紙本時代にはかなりの部分を本屋にお任せだった宣伝告知が、出版社と作家にかかってくるのだな、という思いが強くなり。
先週から今週にかけて記事にした話につながってくるのです。出版の各部分の再定義。作家自らの宣伝の重要性。がんばらないと。
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