天鏡のアルデラミン Ⅴ
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン Ⅴ (宇野朴人・著)を読みました!
キオカ海軍に配備された新兵器・爆砲の威力の前に、カトヴァーナ海賊軍の暴竜号は大きな被害を受けた。射程の差、破壊力の差はいかんともしがたく、会議では戦わずしての撤退も提示されるほどだった。
その場で発言し、会議の流れを変えたのは、ヤトリとマシュー。二人はイクタから、ある作戦を授けられ、彼の代わりにそれを提案しにきていた。その策は海賊軍の名を掲げる彼らのプライドをいたく刺激する代物で……。
この作戦は、一度捨てた東域にあるヒオレド鉱山奪還作戦のため、補給路を築く目的。そういう話の展開なのですが。
前の巻もそうですが、エピソードの切れ目が独特というか、普通はこんな本の真ん中で話変わらないんじゃないかな、という構成になっています。漫画だとあるけど、小説だと珍しいのでは。
と思いながら読んでいたら。
最後に大どんでん返し来た!
なるほど、話の軸はこっちで、それでここで切れなきゃダメなのか、と納得したところで、次巻へ続く。
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