天鏡のアルデラミン Ⅵ
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン Ⅵ (宇野朴人・著)を読みました!
ヤトリが呼び戻された理由は軍事クーデターの勃発だった。貴族の帝国軍への介入を拒みたいレミオン大将と、軍政分離を頑なに掲げるイグゼム元帥のもと、軍にはもともと二つの派閥があったのだが、帝国の腐敗が進行するなか、耐えきれなくなったレミオン大将が行動に移したのだった。
二刀の稀有な使い手としてだけではなく、その精神をもってしてレミオンを体現するヤトリは手元に呼び戻され、銃の腕には目を見張るものがあるけれど、性格的には軍人に向かないレミオンのはみ出し者トルウェイは、地方にとどめ置かれた。別れてしまった騎士団が一緒に笑い合える日は帰ってくるのか。
帝国の腐敗、二大派閥の対立、その中で、ヤトリやトルウェイが背負わされているもの。この展開になる前から、そこかしこに書かれていました。
そうするとそれは「今提示された設定」ではなく、「キャラクターの一部」となっているので、物語が進んでいく中で、非常に効いてきます。
心優しいレミオンの末っ子が、優しいままに、仲間のために引き金を引く。いい展開(^^)/
さらに最後にまた、強い引きが。この作品は引きを作るのうまい。次に行かねば。
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