天鏡のアルデラミン Ⅲ
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン Ⅲ (宇野朴人・著)を読みました!
シナーク族の反乱を平定したイクタたちの見たものは、山脈を越えた北の地にある宗教国家ラ・サイア・アルデラミンの軍勢。無能な中将の無茶な作戦により疲弊した北方鎮台の部隊では勝負にならず、山脈を越えられて侵攻されることが必至。
そこでイクタたち帝国騎士の部隊は撤退戦を敢行。殿を務め退却する時間を稼ぐことになる。しかし相手には常勝と名高い稀代の名将が仕えていて……。
ライバルが出てきましたよ!な第3巻。
イクタとは対照的な働き者の知将です。主人公は冴えない無名、相手は華々しい戦歴を誇る、共に知将の計略合戦となると、銀河英雄伝説が思いおこされますね。
主人公のダメ人間さ加減が、こちらのほうがだいぶひどいですが。あれぐらい盛り上がるといいなあ。
気になっていたマシューの意地の見せ場がありました! 天才でははない彼の苦悩に感情移入してしまうのです。
いつか活躍するだろうか。してほしい。
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