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2018/05/26

COMICリュウ7月号 web移行

COMICリュウ7月号の感想です。今月号は大きな発表がありましたが、まずは普通に漫画の感想。スレッドでつなぎますー。

表紙&巻頭カラー『推しが武道館いってくれたら死ぬ』。めでたいニュースの巻頭カラーがなぜかお仕事がんばってるよ、な1ページ。しかもその時間がないという嘆きに感情移入する僕w

『書道教室』。小4のオリジナル脚本のレベルではない。渋すぎるw

『クミカのミカク』。一枚絵、かわいい笑顔と、思わずこぼれる涙。クミカさんかわいそう。災い転じて福となすとできるか。

『あせびと空世界の冒険者』。衝撃の展開。魂を持たぬ人形と化した姿が痛々しい。

『ヒトミ先生の保健室』。育ちすぎ!

さてこの号で、紙の雑誌からの卒業、web移行が発表されました。web移行はもう出版全体で確定事項だと思うんですよ。昨年のデータで、漫画のデジタル化が大きく進んでいました。雑誌は以前からですし、そうなるとその売り上げて支えられていた街の書店は、もう苦しい。

大都市の専門店、複合形態店舗とサロン化店舗は生き残るかもしれないけれど、他の地域ではネット書店で買うんだったら、配送待たなくても今読める電子でいいじゃんという圧力が高まると思います。

そのときにいくつか問題があって、出版社がそれに対応できるのか。まず、リアル書店での本のプレゼン力はものすごく高く、そのため、営業といえば書店へのルート営業、出版社にPRの部署がないということは、この間の同盟のトークイベントでも指摘されていました。

さらに漫画の場合は、雑誌の役割がとても大きかった。人気作が注目を引き寄せ、次の作品を育てます。ぱらぱらとめくっているだけでも、人間の目は意外に情報を拾っているので、ぱっと気になる絵が飛び込んできますが、web雑誌ではこの「たまたま見る」が起きづらい。

つまり今まであまり問われてこなかった、情報を広める力が重要になってきます。もしここの機能を持たず宣伝は作者のSNSに頼り切りというような事態になれば、作家にとっては内容に口を出されるのに印税率は減るという、出版社を通す意義が問われる状態になるのです。

このネット上での情報拡散は、日本独立作家同盟・電書制作流通部会所属の僕にとっては、まさにずっと研究観察しているテーマです。COMICリュウの今後も、その点でとても注目しています。

というCOMICリュウ7月号感想でした。環境の変化に対する適応は、ほんとにひとごとじゃないんですよねえ。18/5/19

つぶやきでほとんど書き切ってしまいましたが、web移行について。

ここの環境の変化にうまく対応できるかどうかで、生き残れる出版社とそうでないところが別れると思うんですよね。

そしてそれは、作家にも言えることで。

ここは本当に注目です。

特に、手伝っている『あせびと空世界の冒険者』は、この大波をうまく乗り切ってほしいです。

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